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2525の相場観

アメリカ大統領選挙を控えて、ロスカットのお話

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大荒れになるであろう、アメリカ大統領選挙が迫ってきました。

コロナショック以降、新規参戦の個人投資家が増えてきて市場が活性化してきたのはいいのですが、そのような方は過去の暴落相場と言うものを経験しておらず、

どんな大相場でも必ずやってくる「大きな調整」や「暴落」への意識がかなり希薄なのが特徴です。

だからこそバカになってホールドできるから大きな利益へと繋がり更なるバブルへと繋がる場合もあるのですが、

前回の米大統領選相場での出来事を考えると、やはり強気ばかりだけでいると逆に行った時の備えや心構えが出来ないと思います。

そこでロスカットをどうするのかをしっかり考えないといけないわけで、ロスカットの基準についても色々と議論されてはいますが、

個人的には1回のトレードで資金の10%以上を溶かすようなリスクに晒さない、これがとても大事なのではと考えます。

今まで買いのホールドで簡単に儲けていた反動と言うか、持ってれば助かると言う記憶がどうしても邪魔してしまって、逆に行った時に10%以上を許容してしまいがちなわけです。

Twitter上でも有名な個人投資家は沢山いますが、彼らの特徴は「お祈りトレード」を決してしません、恐らく1トレードで10%のリスクすら取らないのではと思います。

多くの個人投資家が退場する原因は殆どがこの「1回のトレードで資金の10%以上を溶かすようなリスクに晒さない」と言うことを守れなかったがために一発で退場してるわけです。

過去の相場でこの銘柄だけは違うとか、今の日経なら、今のダウならと言う事がありました。

しかし、いずれも例外なく、行き過ぎた相場にはどこかで必ず修正が入ります。

しかしその修正がいつ、どの材料で起こるのか誰にも分かりません。

個人投資家が出来るのは、分からない時にはしないとか、いかに自分の資金を「1回のトレードで資金の10%以上を溶かすようなリスクに晒さない」事を徹底できるか、

いかに非常時の動きを避ける事が出来るかですから、コロナショック以降に参入してきた方は、

今一度、自身のポジションが逆に行ったときにどうするのかを米大統領選挙の前に決めておいて損失を少なくする努力をして下さい。

2525自身は前回の米大統領選挙で心身ともにボロボロになったので、Twitterでも言いましたように大型、新興共に全て現物株も精算してしまいました。

まぁ大統領選が終わって誰が大統領になったのか分かってからでも相場は継続してるわけですからね。

途中で起こるであろうフェイクニュース合戦での上下はもう懲り懲りなのです。


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