8月30日の日経平均は8日続伸。
昨晩のNY市場や円安を受けて買い先行となったものの、23000円からは伸び悩んだ形、
ただ、大引けでマイナスで引けておらず、この位置にありながら底堅さを演出して大引けを迎えています。
さて、本日の日経は寄り前こそ、イケイケの雰囲気で良かったものの、良かったのはそこまでで、CMEで踏んだ所が頂点と言う、
踏んだのはいいのですが、急落のトリガーとなりえる危険な展開を演じました。
個人的に場中立ち会えて入れば、寄り前のCMEの展開が展開でしたから、23000円以上で建玉を減らしていた所ですが、
立ち会えずにチャンスを逃してしまった形となりました。
上記チャートを見ても分かるように、
直近、上げてくる過程で『下値を切り上げる』と言うことで上げてきてたわけですが、ここにきて、下値の切り上げが終わってしまいました。
後は先日2525が「買い支え」があったと指摘していた「22780円」「22790円」ここを下回ってくるかどうかですが、微妙な感じになっています。
ここ最近のAIは上げるなら、こういったトレンドラインやサポートラインを割ることすらなく、綺麗に上げるのが特徴ですから、
もしここを割って推移することがあれば、買いの力が消えてしまったと考え、ポジションを整理しないといけなくなります。
やはり、TOPIX(東証株価指数)が7月高値を前に上値が抑えられていることが要因であるのでしょうが、
明日、と週明けには売り方の時には忌々しく思っていた「月末ドレッシング」と「月初の買い」が現れるかもしれませんので、
現在、チャートの形が短期的に悪くなってきたものの、完全に勝負できなくなる展開になるまでは引き続きスイングポジションをホールドですね。
ここまで数々の難所があった日経、23000円に載せたくらいで「出尽くし」となって22000円を再びトライするとはちょっと考えられませんから。