8月8日のNY市場は高安まちまち。
米中貿易戦争激化懸念を背景にキャタピラーやボーイングが軟調だった事もあり、ダウは0.18%安と4日ぶりに反落しました。
S&P500は前日終値を挟んで揉み合いましたが0.03%安とわずかながら下落して終了し、5日ぶりに反落。
NASDAQは0.06%高と小幅ながら7日続伸してます。
さて、昨晩のNY市場は日中の妙な東京市場の動きから下落が予感され、また米中貿易摩擦問題が再び意識されたものの、
VIX指数は前日比-0.08の10.85と1月12日以来の水準に低下し、相場のセンチメントの悪化はみられませんでした。
昨日はダウが史上最高値に射程圏の位置でしたから、Twitterでも言いましたように、中国側から何らかのアクションが出てダウが下げてもよい、仕掛けやすい環境でありましたが、
出てきた内容は関税ネタで、スケベ心で予想していたダウ構成銘柄のAppleへのピンポイント攻撃はありませんでした。
まだAppleのショートは持っていますが、今晩も下げないようだとAppleのショートは撤退するかも知れない事はお知らせしておきます。
Appleみたいな株が落下する時って、昨日のApple株の寄り付きみたいにギャップダウンで始まってそのままガクッと落ちていく、
普通はそんなパターンなのに昨晩の展開は寄り付きこそ期待があったものの、
その後はジリジリと値を戻していきましたので、どうも思ってたタイミングで大きな調整は入らない展開になってしまったので、撤退の準備はしておきます。
後は我らが日経はどうなるのかですが、明日がSQです。
日米通商協議が本日のナイトセッションの時間に始まるらしいのですが、結局「安倍トランプ会談」までの繋ぎで、何も決まらないらしいし、報道時間も解らないようです。
と言うことは本日も個人を舐め腐ったヘッジファンドがお得意の「一部報道砲(フェイクニュース砲)」を使って「安倍トランプ会談」まで昨日のようにかき乱す可能性も頭に入れておいた方がいいと思います。
普通に考えて現在の日経は中国報復のニュースに反応して押してきましたが、チャートの形からも5日前の上髭と似ていて23000円は改めて「近くて遠い」感じが否めません。
ナイトセッションの引け味からは「本日は弱そう」ですし、
本日ここ最近現れてる、『10時までは絶対買ってやるマン』がもし突然現れなくなったら、上海は本日昨日の引け方から(プチ)クラッシュの可能性ありますので、
先程も言いましたように、「安倍トランプ会談」までに個人を舐め腐ったヘッジファンドによる下方向の洗礼があるかも知れません、
昨日、上方向に振って売り方は焼却しましたから、今度は買い方を焼却する番だと思いますから。
昨日も言いましたように、日経はトリプルトップで23000円は材料なしでは抜けない常識も決めつけると駄目かも知れませんが、
とにかく、こんな商いでは上はかなり困難な状況は昨日をみてもらっても分かるように分かると思います。
そんな事からスイングショートを決定的に買い戻す理由を何も感じませんから、現状維持で本日あるかも知れない買い方への洗礼を待ちたいと思います。
重要なイベントを前に昨日と逆の展開と言うことであれば、ガクッと下げてからのリバウンドがあるかも知れませんからね。