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日米欧の中央銀行の金融政策が出揃ったタイミングで何かが起きる

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6月14日のNY市場は高安まちまち。

 

ECB理事会を受けた長期金利の低下や強い経済指標でダウは一時131ドル高まで上昇したが、JPモルガン・チェースやキャタピラーなどの下落が重しとなって25.89ドル安 (-0.10%)と小幅に3日続落して終了しました。

 

また、S&P500は0.25%高と小幅に反発、NASDAQも0.85%高と反発し、取引時間中と終値での史上最高値を再び更新しています。

 

さて、昨晩のECB理事会では事前予想通りに資産購入プログラムの年内終了が表明されましたが、

 

金利に関しては来年夏まで現状水準を維持すると言う大方の予想を裏切るポジティブサプライズが示されたことから、欧州株は買いで反応しました。

 

相場展開的にダウは下げたものの小幅安で、NASDAQは高値更新、欧州株がECB理事会で金融政策の変更を受けても強い動きを見せたことは好感でき、

 

昨日とは一転、円安もサポート材料となって、東京市場にはポジティブな環境が揃った朝となっています。

 

普通に考えれば昨日大きめの下げが発生した事で、調整完了と押し目買いも入りやすいのでしょうが、本日は日銀金融政策決定会合の発表日であり、

 

引け後には黒田総裁の会見も予定されていることから、場中は様子見姿勢が強まり、前場は地蔵相場になると思います。

 

ただし後場は金融政策変更なしから、円安基調が維持され、後場にかけて日経先物が強含めば、かなり強いパターンになると思いますので、週明けのロスカットを考えないといけなくなることも想定しています。

 

また、日米欧の中央銀行の金融政策が出揃った本日金曜日以降のタイミングで斜め上の方向、

 

つまり気にしていなかった(日米欧以外の)国からネガティブ材料が降ってくると言うのもありがちなパターンですから、今週末は日米欧以外からのネガティブ材料に気をつけたい所です。


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