4月23日のNY市場は高安まちまち。
今週色々と出る決算発表への期待が強いが、長期金利の上昇や半導体株の下落が重しとなった形。
また、米10年債利回りは一時2.99%台まで上昇し3%に迫ったこともあり、ダウは一時134ドル安まで下落し、14.25ドル安(-0.06%)で終了。
ナスダックは0.25%安となり3日続落の一方、S&P500は0.01%高とわずかながら3日ぶりに反発して終えています。
さて、ドル円が強く、昨晩はドル円ショートロスカット。
ダウは引き続き、戻り売りの形を継続の為、日経はドル円の上昇を受けて戻り高値の揉み合いを上抜けるか否かとなってきており、
ドル円の割には弱く、ダウの割には強くと言った、判断に迷う展開となっています。
ここ最近の日経は朝強くても維持出来ず失速したり、朝弱いと思ったらジリジリと上げたりと方向感はありませんが、
ドル円の上昇にエンジンがかかってる事で戻り高値を抜けて、ダウに関係なく22500円以上で安定してくるのかに注目してます。(※そうなれば撤退ですが)
ただ、ダウはアップルとかゴールドマンの動きや米金利の動向を見てると再び200日線下抜けのチャレンジを演じてきそうで油断なりません。
ダウは米金利が上昇しても本当にしつこく押し目買いが入ってくるのものの、今までのような大口の資金は様子見をしてるのか、逃げたのか分かりませんが、見られなくなりました。
金利3%ギリギリ手前でのこのダウ、日経、為替の展開は5月2日のFOMCにおいての大波乱を予感させますが、
そのFOMCの前に22500円以上で安定してきてしまえば撤退をしないといけないので、本日ドル円の勢いのまま、日経もエンジンがかかるか否か正座をして見守りたいと思います。