4月2日のNY市場は大幅反落。
中国の新たな報復関税で貿易戦争激化懸念が再び高まった事と、トランプ大統領からツイッターで批判を受けたアマゾンや、アップルが半導体を自社製に切り替えるとの報道が嫌気されたインテルの下落も重しとなった形。
ダウは一時、758ドル安まで下げ幅を広げ、最後はリバウンドして458.92ドル(-1.90%)で終了。
S&P500も2.23%安と大幅反落し、ついに200日移動平均線を下抜けし、ナスダックも2.74%安と大きな下げとなりました。
さて、NY市場が再び暴落を演じました。
この原因は主に米中貿易戦争懸念なのでしょうが、昨日月曜日の早朝には「中国が報復関税を発表」というニュースか出ているのに、何故株式市場は下がらないのか、織り込み済みなのか?と不思議だった方だと多かったと思います。
中国の報復関税の内容
中国財政省は米国からの輸入品に高関税を課す対米報復措置を2日から実施する。 果物などに15%、豚肉などに25%の関税をそれぞれ上乗せする。
株式相場では昔から、悪材料が出ても反応しない時があり、「何故市場は反応しないのか」と不思議に思っていると、時間差で反応して下落する事が度々ありました。
株式相場の経験が長い方はこのような経験は何度もされているのでお分かりだと思いますが、「遅れて反応した悪材料」というのは、その悪材料がアク抜けするまでに結構時間がかかるもの特徴で、「すぐに反応した悪材料」と性質が異なるのも特徴です。
また、昨日のブログで以下のように指摘してましたが、やはり東京時間の「(血の通ってない)無機質的な上げ」と言うのは、その後、高確率で下げに繋がると再認識させられました。
本日も途中、上げはしたものの、何だか無理やり仕方なく上げてるような、無機質な上げを終始感じていました。2525がこういう「無機質な上げ」を感じた時と言うのは、今までもそうだったように、(時間差はあるものの)その後の暴落の前兆現象の一つだと考えております。
そして大事な事はやはり土日に暴落とギリギリ言えないまでも、仮想通貨が大きく下落したあと、結局時差を伴って株式市場が暴落したと言うことです。
これで仮想通貨暴落から株式市場暴落の連動は数えて3回連続となりました。
資金規模も全く違いますし、入ってるお金の性質も違うので関連性、連動性はないのは分かっているのですが、不思議な事にこれで3回連続連動してますから、次の仮想通貨の暴落の際にはぜひ意識してもらいたい現象だと思います。
また、あれ程、買い方の心の拠り所であったS&P500の200日線でのサポートをついに下抜けて終わってしまいました。
以前にも言いましたが、トランプラリー2.0が始まってからと言うもの、相場を動かしてるAIは、売りにしても買いにしても、
「日足の三角持ち合いを上抜けた、下抜けた」「◎◎日線を上抜けた、下抜けた」とか言う誰が見ても意識してしまうような事象が発生してしまったら、その後大きくその方向へ動かしてる傾向があると思います。
例えば最近の例では前回のNY市場の暴落もダウの日足の三角持ち合い下抜けからでしたからね。
と言うことはS&P500の200日線下抜けと言う事象にAIは(少し時間差をおいて)大きく一度は下に振ってくると考えた方がいいと2525の相場観では思います。
ただ、昨日も言いましたように、2525の相場観上での「日柄から考える相場のパターン」や、「相場展開から考える相場のパターン」を考えると、本命の暴落は恐らく今週金曜日(ナイトセッション含む)から週明け月曜日だと思いますので、
本日NY市場が先走って下げてしまいましたが、一旦戻して再度金曜日辺りから再度下値にチャレンジだと考えておりますので、売り方ではありますが、あまり金曜日を前に中途半端に下げて欲しくない所ではあります。
何度も言いますが、相場が一番大きく下げるのではあれば、「日柄から考える相場のパターン」や、「相場展開から考える相場のパターン」的に今週金曜日から来週月曜日にかけてが一番効果的だと考えますからです。
と言うことで昨日予告してたように、今週木曜日の大引けまでに21450円~21500円、この辺りを今週木曜日の大引けの時点で超えてない場合、翌日から大幅下落のチャンスだと考えてますので、
そうなった場合に更に追加売りして勝負が出来るように資金調達すべくトレード監視を適当にしながら、資金調達に走りたいと考えています。(決してマネしないで下さい)