昨晩のNY市場はまちまち。
ブラックマンデー30周年を意識したのか、スペイン情勢を気にしたのか、アップルのiPhone8関連の報道を嫌気したのか分かりませんが序盤は久々の強い下げの雰囲気でしたが、
「FRB議長の後任人事にトランプ米大統領はパウエルFRB理事指名に傾く」とポリティコが伝えてからはダウはジリジリとリバウンドを開始し、
プラスで引けると言う何ともNY市場がSQ前である事を意識させられた結果となりました。
さて、昨晩のNY市場、序盤はまさかを期待させてはくれましたが、
やはりSQ週のダウの下落は余程の事がないと、直前のトレンドを変えさせてくれない事を再認識させられました。
しかし、昨晩のNYダウに長い下髭を見て誰もが今後の上昇を予感すると思いますが、2525は違うと思います。
相場が天井圏である時には「下値調べ」と言って、このような下髭を作成しても再度下値を確認しに行くことが多いと考えるからです。
※ただし、再度下値を調べに行って上に戻ってくれば、ほぼ上昇確定となって強い上昇を示唆します。
また我らが日経ですが、やはりダウのリバウンドの割にドル円も日経時間外も戻りが弱い。
本日は選挙前直前と言うことで「影のPKO軍団」「おまる」「日銀」と政府関連のササエさん総動員で株価を支えて、
また狂ったようなリバウンドを見せると言った向きもありますが、
先日からの高値でのガックンガックンを見ると、どうも支えの本気度も大分弱まってきてるし、
そもそも20000円を大きく超えて21300円付近であるし、おまる関係がよくやりがちな「直前に支えをやめる」と言う事も起こりがちですし、
支えがないならもうひと押しあってもおかしくはないと思います。
ただ今晩のNY市場は直前のトレンドが上昇だっただけに、
本日のSQ前にトンデモない事が起こらない限り、大きく下落してしまう事は考えづらい為、
先取りの東京市場としては下げてもそんなに掘りきれないイメージでいます。
チャンスは来週以降、ダウが昨晩の足の「下値調べ」をして下に抜けた時でしょうね。
待ちましょう。