さて、本日の日経は後場から急に年金の買いなのか、配当取りの買いなのか分かりませんが、沸いてきて前日比148円のプラスと上昇して終わりました。
この上昇を「やっぱり配当の買いはあった、強い」と捉えるのか「2日であれだけ下げたのに配当取りの買いが沸いてもこの程度か」と考えるのか、それはあなた次第ですと言う感じですが、
2525はやっぱり「2日であれだけ下げたのに配当取りの買いが沸いてもこの程度か」と言う感じです。
ただ、本日実際に起こった相場のパターンを考えると、今日配当取りの買いが最後は勝ったと言うことは、明日も続けて配当取りの買いが勝つと言う事を想定しておかないといけないと考えます。
と言うことで、明日の日経も下げても本日のような買いが沸いてくると考えますので、今晩のNY市場が激しく落下しない限り、それなりに粘る展開を演じると思うので、売り方としては一休みと言った所でしょうか。
本日リバウンド開始した時から、早速皆さんから「ここから反転、反撃の開始だ」と言ったような、脳内お花畑全開のDMが舞い込んできてますが、どんな下落相場には「戻り」と言うのはあるものですから、本日、そして明日起こるだろう「上げ」は下落トレンドの中の一時的な「戻り」に過ぎないと思います。
思い起こせば、先のNY市場の暴落はVIX指数の暴走が原因で特殊な事だとか言われ、実態経済とは関係ない、偶然のアクシデントだとか幻の下値だとか市場関係者達は言ってましたが、現実はその時の下値に現在接近しています。
あの下げが本当に偶然のアクシデントだとか幻の下値だとしたら、そもそも再びその時の下値に接近するわけもなく、やはり、この一連の下げは長期の下落トレンドの中で起きた出来事の一つに過ぎないと考えます。
理由はどうであれ、あの時の下値に迫ってる今、長期上昇トレンドの中にいるという考えはそろそろ考え直した方がいいのではと2525は考えます。
リーマンショックが起きてから回復する過程で相場は約8年間に渡り長期に上昇してきたわけですが、(今起こってるネタがネタだけに)これがもし下落相場に転換した場合は当然一か月とか2か月で調整が終わるものではなく、最低でも1年に続くものと考えた方がいいと思います。
何せここまで異常なスピードで上がってきてますから、相場が水準訂正を始めれば今年の上値はかなり厳しいものになると考えます。
ということで、2525は何年かぶりにNYダウの50日線が下向きに変わったという事実を軽く考えないで、間違っても日経30000円とか見当違いな事を調子に乗って言わないようにと、強く訴えたい今日この頃です。
まぁ本日売り方は下げたらラッキーくらいに考えてマッタリしておきましょう、下落相場の戻りを真剣に考えてもあまり意味はありません、どうせまた落ちますから。