7月5日の日経平均は4日続落。
前日のNY市場が休場の影響で手がかり難の為、本日くらいは地蔵相場になるのかと思いきや、後場に入ると売りの勢いが強まる展開。
GDで始まった後は一気に下げ幅を200円超に広げました。
ただ、節目の21500円を割り込んだところでは押し目買いも入り、日銀でも来てたのか、その後は下げ渋りました。
取引終盤にかけては仕掛け的に円安が進んだことから、やや値を戻して終えています。
さて、本日の日経は後場に値を崩して170円安となりました。
ココ最近は、前場と後場で景色が変わることが多いのですが、本日はあっさり7月3日の安値21574円を下回り、21500円も一時割り込みました。
日経の動きは米中の貿易戦争が懸念される中で、ここ最近は中国株の下げにも神経質に反応するようになり、今までと同じような感覚で「押し目買い」を入れてると狩られる相場環境となっています。
あれだけ固かったと言うか(イカサマ臭かった)22000円付近の不思議な支えも突破されて、本日発表された投資主体別売買動向を見ても引き続き海外勢は-6954億円も売り越してますし、
こうなってくると、相場とは明確なポジティブ材料が出てくるまでは、腰の入った買いは入りづらいもので、
逆に本日は直近安値を下回ったことや、一目均衡表では雲を下に抜けたこと、52週線を下回ったこと、これだけ下げても東証1部の売買代金はそれほど膨らんでおらず底打ち感は薄いことなどから、
ここからも下げ基調が続く可能性が非常に高まっています。
また、マザーズ指数は3.7%安と大幅安となり、終値で1000pを割り込んでますし、個人投資家の投げもこれから。
個人投資家の持ってる東証一部の優良銘柄も追証を理由に売りに出される可能性がありますし、
ここでリバウンド狙いでロングと言うのはちょっと早すぎやしませんかね?と言う感じで、
2525は大引けで日経先物ショートを追加した次第であります。