3月20日の日経平均は3日続落、NY市場がFacebookの急落などを材料に大きく下げたことから軟調な展開となりました。
しかし本日も商いは薄いので、水準を切り下げて始まったものの、21000円の大台を目の前にして下げ渋り、後場には日銀と忖度おまるでも来たのか、じりじりと下げ幅を縮めていきました。
さて、東京市場は明日休場ですが、休み明けの22日は、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を消化する事になり、結構闇鍋プレイをしないといけません。
問題のFOMC、利上げに関しては確実視されているので、市場の関心は、年内の利上げ見通しが3回か4回かという点にあるが、こればっかりは蓋を開けてみないと何も分からないので、ポジションを今晩精算しない限り、強制闇鍋プレイとなります。
本日は21000円割れ寸前まで行ったものの、イベント前で商いが薄すぎるので抜くに抜けなかった感じがしました。
と言うか、売りも買いも適当にやってるだけで個人を舐め腐ったヘッジファンドのニヤニヤも感じませんし、忖度砲の強い意志も感じませんし、2525の中では本日の相場はドラマの起きづらい、非常にツマラナイ相場となるだろうと考えていたので、あまり真剣に監視をしていません。
為替もFOMC前にありがちなショートの買い戻しで現在上げてるようですし、一旦このモードになったら、テクニカル云々の話ではなく、決められた買い戻しが終わるまで淡々と続きますから、真剣に見ていると相場観が狂いそうになるので、個人的にハナホジしながら眺めているだけです。
ただ、やっぱり思うのは、日経の弱さですね。
人によってはNY市場の下げに比べて下げづらい印象を持ってる方もいると思いますが、2525は現在の日経と言うのは非常に弱く、そしてメインプレイヤーの外国人投資家の関心が薄れてしまった残念な市場と言う印象を持ってます。
しかも、日経には「要人の逮捕」と言う万が一のボーナスステージも潜伏中であり、朝にも言いましたが、財務省の職員が亡くなったのは、その職員に対し何らかのお伺いが検察から来たからだと考えますし、
そこまで(検察の捜査が)事態が進んでるなら、最低でも佐川氏の逮捕、そして瞬間的に政治家へ波及するかの思惑からショック安的な事が起こると思いますので、海外勢はよっぽど今の政権の先の見通しが明るくなるような、何かが起きないと買いを入れてこないと考えます。
ですから、短期的にみてFOMCの結果後にどう動くか、ミクロ的な事は分かりませんが、マクロ的に見れば、「日米同時政治不安」がネタにされて、戻り売り祭りになる可能性が高いと思いますので、引き続き、スイングショートは決済せずにホールドしていきたいと思います。