12月7日の日経平均は4日ぶり大幅反発となりました。
昨日、中東情勢を過剰に織り込んだにアジア株安ですが、
肝心のNY市場が全く反応しなかった事で前日の過剰な急落に対する水準訂正の買いが寄り付き以降も続き、前場で22400円台まで戻しました。
後場は高値圏でのもみ合いが続いていましたが、14時過ぎあたりから海外勢の買いが復活してきたのか、勢いが強まって22500円台を回復して引けにかけて一段高となりましたが、
流石に一気の戻りが過ぎたのか22500円以上の水準では戻り待ちの売りに押され、終値はわずかだが22500円を下回って終了しています。
さて、昨晩はあわや22000円をナイトセッションで割り込むかの展開から現在の22500円水準の価格帯、MSQ前とは言え、よく分からない理由(例えば昨日の中東リスクとか)で乱高下しています。
本日日経平均は後場に22500円台に乗せる場面があったので、このままの勢いで22500円超えで引けるかと思えば引けでは下回ってきたり、
昨日は445円安で本日は320円高、
この2日間を振り返ると結局、何がなんだかよく分からない理由かよく分からない理由で(差し引き)120円近く下げて、25日線を下に抜けて22500円も割り込んだことになります。
明日はMSQ、22000円割れるかの水準から一日でここまでリバウンドしてきたのですから、相場のポテンシャル的にはMSQ通過後にまた相場が強くなると考えるのが得策だとは思いますが、
昨日のアジア株安が世界株安に(たまたま)繋がらなかっただけで、今度は逆にアジア株安ではなかったのに欧米市場で昨日のアジア市場のような下げが近々突然発生するのではと感じます。
昨日の東京市場を含むアジア市場の下げ方を見る限り、東京市場だけではなく、相場全体が弱材料に敏感になってきてるのは見逃してはいけない現象だと思います。
ナントカショックの前にこのような現象が起こる事がありますからね。
さて明日はMSQ、再び2525がショートスイングを始めるのか、それともいよいよドテン買いを決めてくるのか、往年の2525マニアは注目です。