11月29日のNY株式相場は高安まちまち、
米GDPが上振れした結果、長期金利が上昇したことで金融株が続伸したが、半導体株を中心にテクノロジー株が利益確定売りで大幅に下げています。
ダウ平均は103.97ドル高(+0.44%)の23940.68ドルで終了し前日に続き史上最高値を更新、23959.76ドルまで上値を伸ばし24000ドルまであと少し。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.27%安と大幅に反落、
S&P500は一時取引時間中の史上最高値を更新したが、NASDAQの下落が重しとなり0.04%安とわずかながら反落して終了してます。
さて、昨晩は昨日の記事「今晩のNY市場は「売り方焼却祭り」濃厚ではありますが・・・」でも書きましたが、
ダウの日足での展開から垂直上げの売り方焼却祭り、ほぼ確定ではありました。
しかし、昨晩、確かにダウは上げたものの、売り方焼却と言えるような上げでもなく、
それどころか、連日動きのおかしかった半導体指数がとうとう暴落を起こし、NASDAQが大幅に下落しています。
2525の相場観での基本事項なのですが、高確率で「踏む」だろうと言う相場展開の時に、
昨日のNASDAQ市場での動きのように、思いっきり逆の現象が現れた時と言うのは、激しく相場が調整する合図と考えないといけません。
ダウが調整してないので???な感じですが、一昨日までの相場展開でせっかく売り方総踏み上げに王手をかけてたのに直前でシナリオが崩れる感じ、これが一番怖いんです。
ですから、日経は昨晩、先のプチバイクラの高値を捉えて売り方に「チェックメイト」をかけてきたようですが、
本日日中の日経は、昨晩のNYの市場の動きから考えて、かなり気をつけないと突然大きな売りが降ってくる可能性が非常に大きいと2525の相場観では考えます。
売り方がもうダメだと思ったその時、イキナリ大きな売りが降ってくるのも2525自身何度も体験してきた事ですから可能性はまだまだ捨てていません。
最後はやっぱり2525WINですから。