12月11日のNY市場は続伸、
IT株に買いが続いたほか、通信や(原油価格上昇で)エネルギー株も上昇して主要3指数が揃って上昇。
ダウは「タイムズ・スクエア」でのテロを受けて一時マイナスになる場面もありましたが、
午後になると東京市場を真似したように堅調に推移して56.87ドル高(+0.23%)と高値引けで終了、
S&P500も0.32%高で3日続伸、NASDAQは0.51%高と4日続伸。
結局ダウとS&P500は先週末に続いて史上最高値を更新、NASDAQは高値まで0.54%に迫ってます。
さて、昨日ブログでも述べましたように、FOMC前に何かあって下げても結局罠となる相場になってます。
ここ最近はイベントの事前の織り込み度が強く、「もしかしたら」がありません。
あったとしてもここまでほぼ上げるための罠になってる地球にやさしい相場となってます。
ダウの日足を見ても一時は長い上髭で天井かもと思わせる場面もありましたが、
現在の形を見てみると12/4の高値の髭に挑む形になっています。
待ち構えるのはFOMCの利上げですが、先程も言いましたように事前の折込度が強く、
下げる雰囲気もなく、チャート上の形は上昇機運モリモリです。
昨晩のタイムズスクェアの爆発事件でどうなるかと思いましたが、前場でテロを織り込んでしまうあたり、重要イベント前によっぽどな事が起きないと無意味と言う事を教えてくれています。
こうなってしまうと、売りで入るには、明らかな相場の変化が見られないと入ってはならないと言う事で、ノーポジで投資的に暇な時間が続く事になりますが、
本日も変化が現れるまで大人しく待とうと思います。
今の相場は重要イベント前の動きに色々思いを巡らせても結局意味ないですからね。