昨晩のNY市場は反発、3Mとキャタピラーの決算を好感して大幅高となったほか、金利上昇を好感した金融株が軒並み高となった。
ダウは一時200ドル超上昇し、167.80ドル高(+0.72%)の23441.76ドルで終了、今年に入り54回目の史上最高値更新となりましたが、
S&P500とNASDAQは反発はしたものの、前日の下げ幅をすべて埋めることができず、ダウと同じように史上最高値更新とはなりませんでした。
さて、昨日のNY市場見ててどう思われたでしょうか?
一部感じてた方もいらっしゃったと思いますが、2525は強くバイイングクライマックスを感じました。
ダウの上げ方にしてもそうですし、それに反してS&P500とNASDAQがやけに大人しいのもそうですし、
色んな現象がバイイングクライマックスを強く示唆しています。
また、市場の展開や雰囲気からはバーナンキショックをどうしても感じざるを得ません。
一体何がキッカケになるのか分からないのですが、ダウは針を刺されるのをパンパンの状態で待ってる、そう感じます。
2525はずっと「先週から今週にかけて日米同時の天井を迎える」と断言してきましたが、それもも後3営業日。
しかし今の所、そんな事はお構いなしに上げ続けて「売り」が笑われるような事態になっています。
ただ、昨日の展開を見てもそうなのですが、上げの展開の裏には大きな下げが待ってるような動きを常にしてますので、
やはり「今週日米の市場に劇的な変化が起きる」と言う読みを崩さないと言う方針を貫く事にしました。
また、この相場の特徴は14時過ぎからの謎買い(海外投資家とか言われてますが)が主役のような所もありますが、
このようにパターン的に買われて上げてる時は、この14時過ぎの買いが急に止まり、
14時過ぎからズルズルと下げ始めて結局そのまま終わった時、それが日経の強烈な連騰相場の終わりだと思いますし、
それなりに値幅調整を開始するゴングだと考えています。
ですから、まだポジションを持っていない方は、
14時過ぎからの買いがなくなったのを確認してからでも間に合うと言う新規の売り方には優しい相場となりそうだと考えています。
個人的には昨日プットロングを(最終的に)それなりに仕込み終えておりますので、
もう本日プットロングを追加する余力はありません。
今晩のNY市場は昨晩の反動が高確率で現れると思いますので、その影響が東京市場にも出てくると思います、
例えば14時過ぎの謎買いが止まるとか、そういう感じで何らかの「あれ?」と言う変化です。
見てて下さい、この狂ったパーティーもそろそろ終わりますから。
とは言ってもポジションについて整理をしないといけないので、それはどうなったかは夕方ご報告いたします。