昨晩のNYの市場は出だしこそ「債務上限問題」の一応の解決を好感して先日の大幅下落のリバウンドを演じるかと思いきや
NASDAQと共に失速し、本日もダラダラと値を下げたまま推移する展開となっています。
さて、昨晩のNY市場は昨日のブログ記事「昨晩NY市場に感じた嫌な予感は当たるか注目」で言っていたNY市場が「気にするモード」になってるのかを確認する日となりました。
昨日、NY市場は流石にリバウンドすると考えていた方も多かったと思うのですが、
強い上昇トレンド時にあったような力強さは一体どこへ行ってしまったのか?と思うように、上げても結構短時間で折れてしまいます。
ハリケーン「イルマ」の懸念で市場はん軟調だと言われてもいますが、NY市場が「気にしないモード」ならそもそもハリケーン自体は材料になりません。
2525の相場観的にはハリケーンを市場が軟調な原因にするあたりがこの相場の弱さを物語っていると考えます。
やはりNY市場は既に一杯一杯であり、(今の所)大きな下げをプルプルと耐えてはいるが、遅かれ早かれ力尽きて大きく下落していくと言う見方には変化はありません。
そう言うNY市場の見通しを頭に入れた上で日経平均の今後を考えていくと、
本日MSQ通過で「妙な買い支え」要因が薄れてしまうので、北朝鮮動向に変化がなくてもNY市場の軟調に同調してジリジリと下げていくのではと考えています。
そして明日はとうとう北朝鮮の建国記念日です、2525は現在の所、ミサイル発射実験をやるなら9月9日か、アメリカにとって大事な日である9月11日にやると考えています。
また、米朝開戦が回避されたとしても結局キューバ危機のようにギリギリの所まで行かないと核保有国通しの激突と言うのは止まらないと考えますので、
今週末何もなかったからと言ってロング出来る環境ではないと2525は考えます。
9月9日に何もなかったからロングの勝ちと思ってる方もいらっしゃるようですが、
猪木がミラクルを起こして金正恩から一応としても「核実験の凍結」や「ミサイル実験の凍結」と言った全回転フリーズ案件を引き出さない限りまだまだ北朝鮮不安は続きますし、
先程も言いましたように米朝開戦が回避されたとしても結局キューバ危機のようにギリギリの所まで行かないと核保有国通しの激突と言うのは止まらないと考えますので、
これからそのギリギリの所へ向かって相場は激しく下落する場面が訪れると考えると今はスイングショートとか、戻り売り戦略に徹するのが最善策だと考えます。
週末何も起きなくてもこれからギリギリの事態が起きるのに本当にそのロングポジションを持ってて大丈夫ですか?
よく考えてみてください。