昨晩のNY市場は休場。
日経先物も商いが薄く、ナイトセッションは「ただ動いてた」だけの感のある雰囲気でした。
このような時、改めて世界の相場はアメリカ中心なんだなと認識させられるものです。
さて、明日6日は対中国の報復関税を実施する日となりましたが、
市場予想(勝手な)の「何らかの妥協案、落とし所が6日の実施日までに出る」と言う希望的観測も全くそんな雰囲気もなく、残す所あと一日となりました。
ここまでは予想通りの展開でありますが、問題はここからとなります。
果たして6日の報復関税実施も折り込済みで相場は再び上がるのか、それとも「妥協案が出なかった」事で引き続き相場は下値を探るのか日経先物をスイングしてる者としては見極めないといけないのですが、
やはり中国・香港市場の下落がなかなか止まらない事や、日経に全く底打ち感がないところを見ると、何ら買い戻す理由がないので、
自身の投資手法的には引き続き、ショートポジションは継続するのが吉ではないかと考えます。
やはり中国人民元が一週間に渡り下落を続ける中で、新興国株もかなり下落して影響が出てきましたし、
ここベトナムでもベトナムドンの下落が止まらずにとうとうベトナム中央銀行が外国為替市場に参入する意思を表明したりと、
ここでトランプ大統領が妥協案を今更言ったところで、中国を始めとする新興国市場の株や為替の混乱は「ブレーキの壊れたダンプカー」と同じで急には止まれないし、
方向転換も出来ないのではないかと考えています。
と言うことで、ここからはトランプがと言うよりも、日銀やおまるがと言うよりも、
アメリカの急速な利上げや貿易戦争の副作用として出てきた新興国市場の動きにより注視していき、ショートを継続していきたいと思います。