8月1日のNY市場は高安まちまち。
ダウは小幅高でスタートしたが、一時130ドル超下落し、81.37ドル安 (-0.32%)で終了。
S&P500も0.10%安と小幅に反落、一方、NASDAQは0.46%高と続伸しました。
さて、昨晩のNY市場ではFOMCの結果発表がありましたが、あまりに予想内であったために材料的には無風、
また、前日引け後に市場予想を上回る増収増益決算を発表したアップルが一時6%高となり上場来高値を更新、
他のIT株にあったような「結果売り」もなく、NY市場の支え役となりました。
ただ昨日のブログで以下のように懸念していた、アップルがらみでのアホ上げはありませんでしたので、売り方的には一安心と言った所でしょうか。
時間外のアップルの高騰を維持できるのか、それともNY市場が始まったら直近のIT株のように事実売りで寄り付きを高値に下げるのかと言うことになりますが、
日経がこのような展開をした後にアップル絡みでNY市場が上昇した時って、アホみたいに上がり、売り方的に嫌な思い出しかありませんので、少々萎えております。
というか、またまた話はトランプ大統領が対中輸入関税の税率をこれまでの10%から25%にするとしたことで米中貿易戦争懸念が再燃していますのでキャタピラーが3.66%安、3Mが2.48%安、ボーイングが0.99%安となり、またこっちか、という感じです。
と言うことで、ダウは下落しましたが、NASDAQは上昇したので一気にリスクオフと言う雰囲気では全くありませんが、
昨日日経はあんな無理矢理感のあるような上げ方を演じたのもありますし、流石に本日はロング勢からの目先利食いが沸いてきて上値は重くなるのではと考えています。
ただ、昨日と同様に中国市場に過度な異変がなければ、決算発表相場の最中ですから、下値がまた固くなるといった感じだと思われますので、
本日もスイングショートを精算する理由もなく、引き続きホールドしていきたいと思います。