本日の日経平均、後場の動きは前日比プラスで推移するも軟調、
恐らく先日の新興市場の大幅下落による強制決済の売りが出たのでしょうか、
後場始まってすぐに新興市場と共に失速してしまいました。
さて、明日はMSQです。
正直、昨日の時点ではMSQは19250円を挟んでの攻防かと思っていたら、
債務上限問題が一応解決と言うことで先送りされた事を好感した買いにより、19500円の攻防へと水準訂正をされてしまいました。
しかし、朝のブログやTwitterでも言いましたが、
債務上限問題が一応解決したと言うのにNY市場の上げが「は?」と言うほど弱いんです。
2525の相場観的には火柱が上がってもいい内容なのですが、全くそんな事はなく、米金利が上昇しドル高になっただけで
その米金利の上昇も行ってこいとなっています。
引け後の(場中噂が出てた)フィッシャー議長の辞任が影響して金融政策に不透明感が出てるからとも言われていますが、
材料的にはプロレスではなくてガチでやってた「債務上限問題」より格上の材料として扱われてる事が気になります。
と言うか、2525がNY市場をずっと観察してると、悪材料が出た時の感応度が凄く敏感になってる事を凄く感じます。
NYヤンキーは基本的にアホなので、強い上昇トレンドを形成してる時は多少の悪材料は「何それ?知らない」とか言って無視して上げたり、
しかし、一度悲観モードになると、何でこんな事で悲観するの?と言うような内容で大きく値を下げてくる時があります。
要するに市場を動かしてる巨大な投資主体が「気にしないモード」ならすべてに楽観ですし、
「気にするモード」ならどんな些細な事でもメソメソと気にするそんな市場です。
昨日のNY市場のあらゆる動きを再確認してみると、やはり市場は「気にするモード」に変化してると思います。
日経は明日MSQであることから今晩トンデモナイ事が起きない限り、19500円付近でSQ値が明日決定しそうですが、問題はその後です。
このNY市場の「気にするモード」の影響を受けて、下に引っ張れれてしまい、徐々にその幅が大きくなり、
ついにはNY市場の下げよりも大きな下げを起こしてしまう、いつもの我らが日経が戻ってくると考えています。
ここで気にしないといけないのはやはり先日9月5日に起こった新興市場の大暴落で、実際多数の個人投資家が被弾しています。
Twitterやブログでも言いましたが、以下の言葉を覚えてますか?
本日新興市場が暴落したが、過去新興市場が暴落した後、しばらくして大型株が大暴落するケースがあった だから今回もしばらく注意!
ここで言う「しばらく」と言うのは過去の例から「1週間~2週間後」と言うことを指してます。
9月5日から「1週間~2週間後」と言えば9月19日からFOMCが始まりますし、
(北朝鮮動向が悪化しないなら)もしかしたら、歴史は繰り返すでFOMCで何か決定的な発言や行動が出て来るのではないか?そんな気がしてなりません。
そう言う事もあって、お昼にも言いましたが、
ここは引き続き12月限もショートメインでトレードを組み立てていきたいと思います。
皆さんもうっかりロングをして致命傷を負わないようにご自身の相場観を日々磨いてみて下さい。