本日の日経は「日経19000円を割れたら翌営業日に朝から買い上げるマン(多分おまる)」も登場せず、
円買いを中心に寄り付きから一方的に売られた日となりました。
さて日経は18800円、ドル円は110.50付近までと、ここ最近のレンジ下限まで売り込まれてしまいました。
市場観測ではトランプ政権への先行き不透明感から株高期待が後退して売られたと解説されていますが、
トランプ政権への先行き不透明感から株高期待が後退したのなら、
NY市場がもっと下げるはずですし、一斉に円高が起きるのもおかしいです。
トランプ政権が云々というより、やはり先のブログ記事で書いたように、
以下の事柄が重なって円買い圧力が高まってるのだと思います。
①「森友学園問題」でアベグジット(Abexit)とか海外で報道されて海外投資家が日本株に積極的に手を出せない
②北朝鮮問題で日々不気味な動きを各国がしてる(地政学リスク)、
③円高がジリジリ進行しても政府筋は何も言わない(これも結構効いてる)
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④これらの状況を利用した個人を舐め腐ったヘッジファンドの遊び心の円買い
ただ、本日の円の買われ方や日本株の売られ方を見てると、
ここから更に北朝鮮有事について何か具体的な事案が発生しないとここから更に連日下値を掘りまくると言うような事態にはならないと思います。
どうしてもこの不安な状況を利用した個人を舐め腐ったヘッジファンドの遊び心満載の円買いがかなりありますので分かりにくいですが、
日経もドル円も今晩もここから更に下に掘り込むと言うイメージは全く持っておりません。
強気一辺倒の2525すら「これは・・・・」と思うくらいですし、そんな時に限って急反転してくるのが相場です。
そんなに簡単にはここをそのまま今晩抜けていくほど弱いとは思いません。
結局雇用統計前には日経は19000円に戻り、ドル円も再度111円付近に戻ってる、そんな2525の相場観です。
とは言っても相場ですから、私なりのロスカット基準をしっかり持っていますから、
ドル円にしても日経にしてもその水準に達したらロスカットをし、報告したいと思います。
また、叱責系DMの皆さんのように、あーだこーだ言っても相場は何も変わりませんから
気分は「まな板の鯉」と言うことで今晩を通過したいと思います。