昨晩のNY市場は寄り付きからしばらくは「いかにも恐怖を覚える展開」だったものの、
やはり大した事なく、NYダウに関しては-6ドル、NASDAQは+27ドルで終えています。
皆さんからは「暴落だ」「トランプラリーは終わった」「もうお前は終わりだ」等、
今から世紀末でも始まってバギーと肩パットでも購入しないといけないのかと思うようなDMで溢れました。
しかし、いつもの事ながら、皆さんが鼻息荒く下落にエクスタシーを感じながらDMを送る時と言うのは高確率で反転のサインなんです、残念ながら。
よく考えて見て欲しいのは昨晩、111円を割って110円に突入した時の日経先物の動きです。
日経先物の下落のスピードが遅いと言うか、反応が凄く鈍かったですよね?
まるで後から始まるドル円のリバンドを分かってたような下落の鈍さでした。
またNYダウですが、皆さんの言うように、歴史的なラリーの終わりであれば、
昨晩の下落も引き続きヤバイ足が出現したはずです。
しかし現実は23:30から100ドル以上の反発で一時プラスになりました。
オプションのボラもそれなりに上がってはいましたが、
ナイトセッションの140円の反発でボラがまた低下して元に戻ってしまいました。
歴史的なラリーの終わりが始まるとしたら、こんな現象が起きるでしょうか?
2525はそうは思いません。
レンジに復帰だとは思いますが、日経だけ余計に下げすぎた水準訂正は本日、明日と必ず起きると思います。
また2525は昨日の記事で以下のように申しておりました。
現在、欧州時間が始まり、「いかにも」な雰囲気を出してますが、この時間(現在17時)にこれをやられると、高確率でNYで大したことになりません。
また、明日23日はイエレンFRB議長の講演が予定されているので、
ドル円のリズムやタイミング的に考えて、このイエレン講演を境にドル円は戻ると2525は考えております。
懸念されるのは国会で籠池劇場があることですけど、
まぁこれも懸念されるだけで、爆弾材料とか持ってるわけもなく、無事に終わると思います。
要するに、NY市場は大した事にはならないと言う事と、イエレンFRB議長の講演を境にまたドル円は戻ると言うこと、
後は籠池劇場は何事もなく無事に終わると言うことです。
繰り返しになりますが、トランプ政権の政策実行能力の疑いからNY市場は下げたと言うことになっておりました、
それを受けて日経はドル円の影響もあり、過剰に下落してしまってます。
籠池劇場も少なからず影響はあったと思います。
しかし、本日それが通過する以上、目先の日経だけ大幅に下げた反動は必ずサクセスフェニックスと言う形で皆さんの前に舞い降りると思います。