8月31日のNY市場は高安まちまち。
レーバーデーでの3連休を前に積極的な取引が控えられる所に通商問題への懸念が相場の重しとなった形。
ダウ22.10ドル安 (-0.09%)と小幅に続落、S&P500は0.01%高とわずかながら反発して終了。
NASDAQはおおむね堅調に推移し、0.26%高と反発して終了してます。
週間ではダウが0.68%高、S&P500が0.93%高とともに3週続伸、NASDAQは2.06%高と2週続伸してます。
さて、今晩はレーバーデ―でNY市場がお休みと言うことで、東京時間は日経独自の力と上海の動きで決まることになります。
と言うことで、現状確認の意味で日経の各時間軸のチャートを確認してみましょう。
先週木曜日、ややヤリ過ぎ気味に23000円超えをして上髭を作成してから下に走るかと思われましたが、
トレンドライン手前で反発し、現在除々にではありますが、下値を切り上げてきてる展開を演じています。
米中貿易摩擦の問題の山は6日になりそうですが、アメリカ市場は殆ど気にしてない様子で、
S&Pなんかも青天井のチャートを形成、ダウもNASDAQもそれに続いてる感じで、
何度も言いますが、これまでのパターンを考えると、(不安材料の中)ダウは史上最高値を更新するまで大きな下落はないと考えた方がいいのだと思います。
新興国通貨のリスクやその他のニュースを考えると、今下落材料が多いのですが、チャートは逆に上昇を示すと言う、
またまた「危機の崖登り」をNY市場は演じてるわけですが、
NY市場にしても東京市場にしても、9月のMSQに向けて「危機の崖登り」で上に仕上げてくる可能性の方が大きいと思います。
総裁選後に中間選挙に向けての『口撃』があるかもしれませんが、日程的に9月のMSQには無関係となりそうですから、
「下落材料が多いからショート」をしてたら、これまでがそうだったように、理不尽に踏み上げられるのでは?
また、本日は「月末ドッシレング」を経て9月最初の取引、本日は「月初の買い」と言う売り方の時には忌々しかったイカサマ買いが起きる地合であります。
本日過度な期待はしませんが、アメリカがカナダとの通商交渉が難航していると伝わったことでダウが3桁の下落となる場面があったものの、
引けにかけてはダウと共に日経先物は値を戻していた辺り、チャートを見てもまだまだ例のAIは生きてると思いますので、
本日も日本へ戻る準備をする中でチラチラとモニターを見ながらMSQへ向けてロングポジションをホールドしていきたいと思います。