8月7日の日経平均は反発となりました。
前場ではソフトバンクGの影響で上げたものの上値の重さもありましたが、
後場は昨日とは異なり、お昼の謎上げから2600円台からのスタート、上海株がリバウンドを強めたことが好感された形。
値動きとしては大人しかったものの、下げない強さがあって指数はジリジリと上がり、ほぼ高値圏で取引を終えています。
さて、ここ最近の日経平均は事前に言われていた決算相場がどうのこうのと言うのではなく、NY市場と上海株がどうであるか?が問題のようですが、
本日はそのどちらも強い動きを示したので、日経も後場一段高で3桁の上昇を演じたと言う感じです。
あくまでもNY市場と上海市場が堅調だから、リバウンドしたからと言う範囲内であり、この前提条件が崩れれば、そもそも売買代金も少ないし、
チャート上では本日抜けたかな?と思いますが、いつでも例の22500円に帰ってくる感じです。
ここ最近の動きの中で22500円より下は堅いという演出がされる中、本日急に22600円台に乗せていますので、
ここは単純にこのまま上げ加速となるか、それともまたまた再び22500円近辺まで戻されるか、今晩のNY市場の動きから明日の日経の動きへと注目が集まります。
先程も言いましたように、ソフトバンクGの決算で沸いたにしては東証1部の売買代金は概算で2兆1500億円と低水準で、
相場と言うのは商いが薄くなると、より外部要因、つまりNY市場や上海市場の動きにに振らされやすくなりますので、本日条件が揃って上げたものの、本物の上げには感じられずに注意が必要だと思います。
しかし、買い方目線で言えば、米中貿易戦争の当事者であるアメリカと中国の市場が安定してくれば、東京市場単独での大崩れは日米通商協議以外に考えずらいでしょう。
ただトランプ大統領が中国やEUとの交渉の前にツイート砲をぶっ放して牽制していた事を考えると、
日本だけ(プロレスだとしても)大人しく何もこのまま言わないで日米通商会議に突入と言うのは個人的にちょっと考えづらく、
売り方だからでしょうか、こんな感じでリバウンドした晩に何か日本に対して言い出してきそうで、個人的にはヒヤヒヤします。
まぁ普通に考えれば、このまま上昇を強め、22775円(8/1)を上回り、上昇気流に乗ることができるかに注目なんでしょうが、2525の性格が悪いのか、そんなにうまくいくかね?と言う感じです。
ヘッジファンドも日米通商協議の前に一度は大きく下値にトライしてきそうですし。