週末のNY市場はダウが3日連続で最高値更新もS&Pとナスダックが続落して終わりましたが、
北朝鮮のICBM発射実験を受けて日経先物とドル円は上値が重い展開となりました。
さて、結果的に2525がドテンショートをしたタイミングで北朝鮮がICBMの実験を強行してきました。
こうなってしまうと、しばらく日経は地政学リスクが極端に意識されてしまう市場ですから、日経か為替のどちらか、またはそのどちらともに地政学リスクをさらに織り込もうとする動きが出て来ると思います。
ですからNY市場が上げても日経には強い買いが入らずに、NY市場が下げる時だけ下落にお付き合いするといったような、いつもの「NYの下落にだけ敏感モード」になってしまってる可能性が高いです。
今のNYダウの上昇は過剰流動性のバブルが引き起こしてますから、この(分かりにくい)意味不明な上昇には深押し調整もあると考えます(上昇を続けるなら逆に「深押しが必要」)
また、今年、2017年は5%急の「押し」がいまだにありません、押しのない急上昇は高確率で大天井になってしまいます。
北朝鮮の地政学リスクも再度表面化、NY市場も粘ってはいるものの連日不穏な動きを見せてるこの相場環境では(今の所)上げても上値が知れてますから、日経はショートに振っておいても何とか勝負になると思います。
先日も申しましたように内閣改造からの突然の経済政策が結構怖いのですが、手持ちのスイングショートポジションはこのままホールドを続けていきたいと思います。
ただ2525が事前に想定していたNY市場アゲアゲからの突然の下落切り返でのショートではないのであまり下値を追う展開になるのかとの期待はしてませんが、今の所下落に賭けてみる価値はあると考えています。