NY市場は大幅続落。
ベテランズデーの振り替え休日で債券市場が休場となるなかで、iPhoneの販売減少見通しを受けたアップルを筆頭にハイテク株が大きく売られた形となりました。
ダウは小幅安でスタートするものの648ドル安まで下落し、602.12ドル安(-2.3%%)で終了。
S&P500も1.97%安と3日続落、NASDAQも3日続落で下落率は2.78%安とダウ平均、S&P500をアンダーパフォームしてます。
さて、NY市場はプチブラマンとなりました。
アップルやゴールドマンS、アマゾンと言った銘柄の暴落が酷く、金融セクターもかなりやられています。
ブログやNOTEで身構えていたので、全く驚きも何もありませんが、やっと実際の相場と2525の相場観がリンクしてきてホッとしています。
【NYダウ日足チャート】
200日線にはまだ距離があるものの、昨日の下げ方はかなり怖い下げ方
【NASDAQ日足チャート】
見ての通り、ダブル底か新安値を目指すチャートになりますが、この陰線の勢いを見る限り、戻らない可能性もかなり高い。
【日経日足チャート】
ダウは引け後も売られ、同じく日経225CFDも21735円まで売られ、売り転換サインのチャートとなりました。
日経もNASDAQのチャートと同じでナスダックと同で、ダブル底か新安値を目指すチャートになりますが、この陰線の勢いを見る限り、戻らない可能性もかなり高い。
結局のところ、中間選挙後の上げはただのショートカバーだ、中身なんてないPERがなんたら、EPSがなんたらは関係ないと常々言ってましたが、
ショートカバーが終われば大きく下落し始めたことで、その正しさが証明されたと思います。
昨日のNYの下落は債券市場が休みであったのもありますが、出来高が少ない暴落であることに注目したいところ。
売りを焼きに焼いての下落ですから、下げても買い戻し隊がおらず、昨晩のように、「買いが一気に引っ込む」形になるのだと思われます。
過去の歴史的な暴落の中にもこのタイプがかなり含まれていますので、
中間選挙明け、急速にリバウンドしたものだから「売り方の買い戻し」と言うブレーキがないことは頭に入れておきたいところ。
今は単純に『金利上昇』による下落から「景気後退見通し」による下落にシフトチェンジしてる最中なんだと思いますし、月足の動きが2006年~2008年の状況と似てくるのではと考えます。そう考えると今回10月の大陰線はただの中間選挙のリスクオフ売りではないと思い、スイングショートを手放せません。 pic.twitter.com/IfVNwROvZk
— Manager2525 (@newjk225) 2018年11月11日
やはりこの下落、上記Twitterでも言ってましたように、中間選挙や金利上昇による下落から、景気後退の先取りの売りに内容が変わってきてる、そう感じてしまいます。
ただ、我らが日経は場中、『日銀』や『おまる』がいますので、難易度が高く、スイングじゃないとなかなか難しいです。
ただ、本日はNY市場の引け方が悪く、日銀やおまるが日中いたずらしても、東京市場はNY市場のヘッジ市場でありますから、
上がれば上がるほど、その上昇の裏には後ほどヘッジ売りが降ってくることを常に意識しておかないといけません。
皆さんは売りに乗れているでしょうか? 一緒にがんばりましょう。