11月12日の日経平均は小幅反発。
寄り付きからは前週末の米国株の大幅安を嫌気して売りが先行したものの、200円超下落したところで下げ止まると、年金の資金でも入ったのか、急速に値を戻してプラス圏に浮上しました。
ただ、その後は小動きとなり、前場は小幅高。
後場寄り直後に強含んだものの、円安基調が続いた割には買いが全く続かず、再び下げに転じる場面もありました。
そして終盤にかけても目立った動意は見られず、小幅なプラスで取引を終えました。
さて、本日の日経平均は安値は22046円までで、22000円が意識されたのか、おまるが来たのか分かりませんが、急速に切り返しました。
下記ツイートでも言いましたように、円安基調の割にはプラス圏まで浮上した後に一段と上値を追うまでの勢いはないあたり、どうも一連の下げの戻り天井を感じてしまいます。
過去何度か大きな「円安なのに日経が上がらない/上値が重い」と言う現象が起こった事がありますが、その殆どで時間差で日経の大幅な下落を演じていますから、現在の円安の流れで日経の上値が重い現象、以前から言ってる11月中旬から下旬にかけて日経が大幅調整すると言ってた事の前触れだと思います。
— Manager2525 (@newjk225) 2018年11月12日
下記日足チャートを見ても200日線を抜けたかと思ったら再度下抜けて、どうも方向性がありません。
また、先日から言ってる日経のチャネルラインも下記の通り、外に下抜けたままの状態であり、2525の相場観的にはまだまだ下値を掘り込んでも不思議ではないと感じます。
これはやはり2525の提唱する「11月中旬~11月下旬にかけて大きな下落が来る」と言ったものの前触れなのではと感じてしまいます。
ここから上は単純に22400~22600がかなりの抵抗帯になると考えますので、ここを明確に抜けるまではスイングショートはホールドでいいのではと思います。
また、東京が終わってから欧州時間で下落していますが、このような現象も円安なのに日経が上がらない時に出やすい事もあり、相場展開としてはかなり期待できるものになってきた事をお知らせします。