8月16日のNY市場は大幅反発。
ムニューシン米財務長官がトルコに対する追加制裁の可能性に言及したことで伸び悩む場面もあったものの、影響は限定で、
ダウは一時444ドル高まで上昇し、396.32ドル高 (+1.58%)と大幅に反発して終了しました。
決算が好感されたウォルマートが9.33%高、ボーイングが4.29%高、キャタピラーが3.21%高と大幅に上昇したのが要因です。
S&P500も0.79%高と反発し、NASDAQも0.42%高と反発しています。
さて、昨晩は369ドルの大幅高を演じましたが、ボーイングとウォルマートの2社で170ドル以上寄与してますので、上げはしてるものの、内容は結構特殊なものでした。
とは言ってもここしばらくずっと下げてたダウが、たった一日でそれまでの下げを全てなかった事にするような上げを演じるところは、流石ダウ様の一言に尽きます。
ここまで上げた原因にはトランプ米大統領がTwitterで「めったにないほどの資金がドルに流れ込んでいる」と発言し、
クドロー国家経済会議(NEC)委員長も「米国経済の恩恵は本物で始まったばかり」「ドルは堅調である」「強いドルは米国経済への自信のあらわれ」と言ったドル高容認とも取れる発言でドル買いが再燃したこと、
中国の商務長官が,急遽米国を訪問すると言うニュースが広がって、米国と中国の貿易摩擦が解消に向かうとの見方が出たことと言うのがありましたが、
にしても、あんだけ弱かったダウが一日で直近高値を抜きそうな位置にまでくるとは、本当にダウは日経とは違う別次元で動いてるようです。
さて、我らが日経ですが、ダウが爆騰してた割には途中までナイトセッションでは動きが鈍く、
途中から動くには動いたものの、これまた微妙な位置で止まっており、
昨晩Twitterで2525が予想したように「東京時間で大幅高」するのか注目されるところです。
一昨日の急落のキッカケはチャートにもあるように、上にある抵抗ラインを抜けきれなかったところから始まっていますので、
昨晩再びタッチしてきて、またそこから押してる現状、下手したら、また急落を演じるかも知れない、
まさにデジャブーな展開となってますから、ここでの展開は非常に大事で、今日ここを抜けるか抜けないかで、AIの考えは全然違うと思います。
2525はここまでの展開で、この抵抗帯を本日上抜けで上昇を決定づけると考えておりますが、
実際はどうでしょうか? ロングをホールドして見守りたいと思います。