10月30日のNY市場は反発で、大幅下落の反動で買い戻しが優勢となった形。
トランプ米大統領が中国と通商問題でと合意に達する可能性を示唆したことも安心感につながった様子。
ダウは小幅高でスタートすると終盤に463ドル高まで上昇し、431.72ドル高(+1.77%)で終、NASDAQは1.58%高と3日ぶりに反発してます。
さて、昨晩のナイトセッション、NY市場は危うい所を何度も妙な分速で押し返していましたし、
上記チャートを見ての通り、昨日のように終盤に急落下させないようにジリジリとコントロールされてるように上げていましたので、
昨日、東京市場にも「年金のリバランス」と言う名目で『おまる』が堂々と場中入ってきてましたし、
NY市場にも危ない場面ではPPTが入っていたのではと考えます。
ただ各日足チャートを見ても、まだ底打ち感はなく、後の相場の歴史に残りそうな一連の下落を演じた割にはまだ物足りない感じ、
ただ、そうは言っても短期的には本日の日銀金融政策決定会合前に為替と共に相場は上げてきてますから、
相場が目まぐるしく動く中での自身の短期勝負(売り)の行方は負けとなったようです
ただカットするにしてもTwitterでも言いましたように、チャートを確認すると、どうも微妙な位置におりますので、
青色のトレンドラインをどう処理していくのかを確認して本日はスッキリと切りたいと考えております。
直近の底演出が底でない場合、次の下げが相当にキツイことが想像されますが、昨日から日米共に『公的な力』により短期的には状況が緩和していますので、
こんな相場ですから本日まだ分かりませんが、売りは一時撤退となる予定です。
ただ、やはり思うのは、ここまでNY市場が大きな下落を演じてきたのなら、中途半端にリバウンドせずに
結果的に歴史に残るような月足陰線を描くのではと言う思いを止めることができません。
大きな暴落では1000ドル戻しレベルは必ずあるものですが、どうも早すぎますし、
また、昨日からどうみても公的な力で何とか状況の変化を試みようとしてるのが分かりますし、
昨日何とか耐えたNY市場が10月最終日である本日、目の覚めるような下落を再び演じて来る可能性も捨てきれません。
とは言っても、本日の大引けで本日前日比プラスを維持されてたらポジションの維持は出来ないので、
その時は切ってまた入るタイミングを図りたいと思います。