8月3日のNY市場は堅調。
ダウは136.42ドル高 (+0.54%)と3日ぶりに反発、S&P500は0.46%高と2日続伸。
NASDAQは0.12%高と小幅に3日続伸、朝方はアップルが利益確定売りに押されマイナス圏での推移となったが、アップルが反発するとNASDAQもプラス圏を回復した形となりました。
さて、金曜日は中国株が変な終わり方をしたので、米中貿易摩擦からNY市場もと思わせて、しかも雇用統計が下落と言うのをNY現物市場が跳ね返して136ドルのプラスとなりました。
取引後半にに中国とアメリカで高度な協議が行われているとの報道で上昇した形で報道そのままに売買すると往復ビンタでやられる展開になってます。
基本的に《雇用統計で》ダウが上昇すると翌日の東京市場はナイト引けより高くなる確率が非常に高いものですが、今回は下落したので日経225先物は下落してもよい地合いではあります。
そもそもダウが終盤にに上昇したのは中国問題にアメリカ政府高官が発言した為で雇用統計の結果とは無関係ですから。
皆さん感じてると思いますが、日経先物はどうもガツンと下がりたがってるように見えます。
ただ、日経が「これで逝くな」と思ったら、毎回のようにNY市場が上昇しますので、なかなか下げきらないでいるのが現状です。
金曜日は中国報復関税ネタで下落して、更に雇用統計で下落したものの、リバウンドしてからのNEC委員長の中国協議発言で高くなっており、相変わらず発言の順番に作為が感じられます。
まぁこの調子ですと、8月10日の日米通商会議が通過するまでは大きな上昇もなければ下落もないと言った所でしょうか。
日本も中国やEUと同様、何らかの譲歩を迫られると思いますので、無傷ではすまないと思いますが、さすがに致命的ではないだろうと言うことから相場も動けないんでしょうね。
と言うことで、目先の動きをあまり深く考えても仕方ありません、ただ金曜日の中国市場の終わり方が変な終わり方をして引けてますので、
本日も引き続き売りの雨が降ってくるのか、スイングショートを握りながら待機するだけの相場となりそうです。
ただ感じませんか? 日経の下げのコスモ(小宇宙)を。