8月3日の日経平均は小幅反発。
序盤は上げ幅を3桁に広げたが、早々に上値が重くなって上げ幅を縮める展開となりました。
後場はやや弱含み、前日終値近辺でのヨコヨコの小動き、トヨタが後場に決算を発表して、これと同じタイミングで指数もプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしましたが、
トヨタの値動きが落ち着くと、週末を意識したのかほとんど動かなくなり、引けではプラスを確保して終了となりました。
さて、本日は昨晩のNASDAQのアホ上げとマイナスで終わったものの、NYダウのリバウンドを見せつけられどうなるかと思いましたが、
相場の勢いがあったのは序盤のみであとは終始「地蔵相場」という何とも言い難い結果に終わりました。
何度も言いますように、アップル絡みでNY市場が上げた翌日の東京市場は無慈悲に踏まれてきた苦い過去がありますから、
本日23000円は無理にしてもイカサマ気味に再び22750円くらいは覚悟していましたが、日経先物、引けでは22510円とハッキリしない結果に終わってしまいました。
トヨタにしても決算発表直後に買われる場面があったが結局失速して下げに転じていますし、TOPIXは小幅安で新興市場も軟調です。
NYが市場は好調なのですが、どうしても貿易戦争懸念で中国市場は弱いし、そのヘッジでも降ってきてるのか、東京市場も上げきれませんし、手詰まり感がここ最近では一番強いのではと思います。
結局昨晩NASDAQが+1.24%なのに日経は+0.06%ですからね、
もし今晩にでも昨日の上げ過ぎの調整でも入ろうものなら日経は週明け22100円~22200円くらいの位置にいるのではと考えます。
特に今週末は中国側の報復らしきものが出てくると思われる日柄ですから、NY市場とは裏腹に皆が思ってる以上に買い持ち越しのリスクがある週末となりそうです。
問題を難しくしてるのはNY市場とアジア市場との温度差でしょうか、本当にここ最近難しいですね。
またTwitterでも以下のように言いましたが、
【2525の相場観】
クレディスイスも昨日、日経先物とトピックス先物合わせて3000枚くらい売ってきてたし、直近アホみたいに買い上がってた輩(ヤカラ)は理由は不明ですが買いをやめたどころか売ってきてるので、そう簡単には上がらず、NY下落だけには激しく付き合うモードだと考えます。— Manager2525 (@newjk225) 2018年8月3日
直近の上昇に合わせてうまく乗ってた筋が利益確定らしき事をしてるのを見ると、ちょっと新たな材料でもでないと、ボランティアでもあるまいし、ここから買い上げてくれるってのは考えにくいです。
まぁ今晩のNY市場が爆上げでもすれば日経もまた上がるんでしょうが、そうなったとしても、寄り付き天井の陰線連発と言う感じでやりにくい環境が続くのではと思っています。
また、個人的にはまだまだダウが近々24000ドルくらいまでの落下が起きると言う相場観を捨てておりませんので、NASDAQの勢いにそんな相場観も吹き飛ばされそうですが、スイングショートをホールドして頑張ります。