7月30日のNY市場は続落。
NASDAQは1.39%安で終了し、3日間で3.81%安と3月以来の大幅安を記録。
ダウはほぼ横ばいでスタートしたが、144.23ドル安(-0.57%)で終了し、2日続落。
S&P500は電気通信やエネルギー株が上昇したが、情報技術、資本財が、一般消費財株が下落し、0.58%安と3日続落しました。
さて、本日はいよいよ日銀金融政策決定会合の結果発表ですが、
その前に、NY市場を見てみると、先週の下げを主導したフェイスブックが2.19%安、ツイッターが8.03%安と続落し投資家心理が悪化してきました。
ネットフリックス(-5.70%)、エヌビディア(-3.13)%、マイクロソフト(-2.15%)、アルファベット(-1.82)など主力IT株が軒並み安となった上に、
寄り前に発表されたキャタピラーの決算は市場予想を上回る増収増益決算となり、通期見通しも引き上げられたことで朝方に一時3%近く上昇したものの、相場全般の下落に連れ1.97%安で終了してます。
2525的にはこのキャタピラーが「朝方に3%近く上昇していたものの、相場の下落に引きづられて約2%の下落で終了した」と言うところが凄く大事だと考えており、
この銘柄はやはり相場の大事なところで象徴的な動きをする時がありますから、NYダウはまだ形的には上昇トレンド内であるかも知れませんが、近々一発がきてもおかしくない雰囲気となってきました。
と、このように以前にも言いましたように、日経が23000円を手前にモタモタしてる間にNY市場に変調が現れてきましたので、本日日銀は良くて現状維持でしょうから、
NY市場が下がれば当然引きづられるでしょうし、少しでも日銀がテーパリングの匂いでもだそうものなら、市場は日銀がステルステーパリングをしてると分かってはいるものの、
ショック気味に下落すると考えますので、まずは本日の結果発表と黒田総裁の会見ショート体制のまま待ってみようと思います。