7月9日のNY市場は続伸。
先週末に米中報復関税合戦が激化しなかったことでダウは340ドル高まで上昇し、320.11ドル高 (+1.31%)で終了。
S&P500とNASDAQも共にに0.88%高とほぼ一日の高値圏で終了、主要3指数がそろって3日続伸となっています。
さて、東京市場とNY市場は昨日の相場が垂れるか垂れないかで行き先が違うと言うことで注目しておりましたが、結局どちらも垂れる事なく、上げを演じました。
ただ、日経はまだ戻り売りの範囲内である上にダウの日足は買い転換に転じてるものの、連騰で一旦休憩が入りそうです。
またここにきて一番気になるのはNASDAQの日足の展開でしょうか、一気に高値を取りに行く動きをしていますが、
この動きって現状は考えにくいですが、いわゆる「大暴落」前夜にあるチャートですから、2525的にはショートを利食いしたとしてもドテンまではちょっと出来ないと言う感じです。
また、ドル円は今の所、安値切り上げで凄く安定上昇してきており、「いかにも」吹き上げそうな形になってきましたが、
どうしてもトランプの事を考えるとドル円のロングを長く持ちたくありません。
それは中間選挙を前にトランプが中国への貿易戦争と言うショーで対中政策はしっかりやってますよと共和党の支持層にアピールをしてるのは誰の目にも明らかな事ですが、
残されたショー、つまり通貨安戦争への牽制、つまりいつまでも金融緩和と言って金融政策を転換しない日本に物申すショーが残されてる事を忘れてはいけないと思います。
共和党の支持層には「日本がズルい金融緩和をやってるから是正しろ」と言ってる人達がいますから、対中制裁関税が発行した今、
次はいつ次なるショー、通貨安戦争、金融緩和への牽制が始まるのか分かりません。
これに関してはトランプと安倍総理が仲がよいからやらないとか言ってる人がいますが、これまでのトランプの行動を考えるとそれはないんじゃないかと思います。
ただ、そう言っても現状売り方にはマズイ形になってきてしまいましたので、2525自身のポジションも利益のあるうちに精算しておくべきと言う感じです。
ただの戻しなら本日高確率で終了だと思いますが、相場は常に困るように動くと思いますから、本日売り方を焼き尽くすような上げを演じて皆が踏んだら急落と言うパターンもあるので、
テクニカル云々と言うよりも、本日大引け付近まで様子を見てどれだけ既存のポジションを精算するのか考えてみたいと思います。