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火がついた新興国市場はそう簡単に戻らない

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7月6日午前の日経平均は5日ぶりに反発。

 

昨晩の休場明けのNY市場の上昇を素直に好感して買いが優勢となってます。

 

寄り付き後もやや強引な買いが入り、上値を伸ばして21800円台にせまりましたが、やはり日本時間の午後1時に米国の対中関税の発動表明が控えていることもあり、

 

前引け段階ではやや伸び悩んでいます。

 

さて、本日の日経はリバウンドしていますが、対中関税を見極めるべく上値が抑えられています。

 

 

Twitterで上記のように述べたように、新興国の株や通貨が本日も軟調で下げ止まる気配を見せません。

 

中国なんかは体力があるからいいものの、他の新興国は中国と同じ体力を持ってるわけもなく、トランプ大統領が仕掛けてる一連の貿易戦争で傷つくのは新興国だったりしますから、

 

ここ最近の新興国の株の推移にはかなり緊張感のあるものを感じます。

 

中国とアメリカはプロレスのつもりでじゃれ合ってるのでしょうが、その周りの新興国の経済にじわりと効いてると思うんです。

 

ですから、この相場は中国の株価推移はもちろんの事、その周りの新興国市場も含めて見ておかないと、まずは東南ナジア株や通貨を発端とした一発が控えてる気がしてなりません。

 

と言うことで、こんな所からも既存のショートを買い戻す理由は全くありませんから、引き続きマッタリとホールドしてみたいと思います。


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