5月30日のNY市場は反発で、イタリアの政情不安が一服し、買戻しが優勢となった形。
エネルギー株が大幅高となったほか、前日に大きく下げた金融株が軒並み上昇。
ダウは353ドル高まで上値を伸ばし、306.33ドル高(+1.26%)で終了。
S&P500も1.27%高と、ともに4日ぶりに反発、NASDAQは0.89%高と反発。
さて、昨晩は欧州時間で日経先物ナイトセッションや欧州株がリバウンドしていたので、NY市場が始まってから急に軟調になるプレイかと思いきや、そのまま上昇と個人的にはやや肩透かしを食らってしましました。
しかし、過去の欧州危機の流れを思い出せば、昨晩は政情が好転したわけでもなく、一時休憩と言った感じでしょうか。
相場展開的にもまだまだ売りの目と言うか、戻り売りの範囲内ですし、最低でも本日一杯までは日経に関しては意外に軟調な展開になるのではないでしょうか。
また、何度も言ってますように、2525は米朝会談は行われないか、延期になると考えています。
日経は当然そういった事を織り込んでいない上に、欧州危機が再燃してますから、いつ梯子を外されるような動きになるのか、わかったものではありません。
相場のリズム、パターンを考えてもまだまだスイングショートを手放さないでホールドが正解だと考え、粘ってみたいと思います。