5月24日のNY市場は軟調でトランプ大統領が米朝首脳会談の中止を発表したことが嫌気された形。
ダウは米朝首脳会談中止のニュースを受けて一時280ドル安まで下落しましたが、売り一巡後は買い戻されて75.05ドル安 (-0.30%)と下落幅を縮小して終了。
S&P500も一時1%近く下落したものの、0.20%安で終了、NASDAQは.02%安とほぼ変わらずで終了してます。
さて、昨晩はトランプ大統領は6月12日に予定されていた米朝首脳会談の中止を発表した影響でNY市場は下落したまではよかったのですが、
途中からアメリカお得意の「地球の裏側での出来事だから悲観しないモード」に入ってしまい、やっかいな形のリバウンドを演じており、
日経先物ナイトセッションの安値も22080円とこれまたやっかいな所でリバウンドしてます。
ただ、為替はこれまで一方的に上げてた反動もあるのか、相変わらず軟調なままの様子。
これをどう考えるのかですが、以前あった北朝鮮が起因した下げ相場での相場展開を考えると、止まるにはまだ早すぎると言うか、後1000円くらいは下げても不思議ではないと考えます。
リバウンドするにしても過去パターンを考えると本日にでも昨日のナイト安値をもう一回試しに行ってからだと思うんですよね。
また、月末のMSCIリバランスで3000億円規模のの売り需要があるとされていますし、この環境でおまる以外に買い上がるってかなり厳しいと感じます。
本日は特に実際の展開を見てみないと彼らのニヤニヤの中身が分かりませんので、本日は大人しくザラ場の様子を監視していきたいと思います。