4月25日の日経平均は反落。
キャタピラー株の急落などを嫌気してダウが424ドルの大幅下落を演じた事で3桁下落からのスタートとなりました。
前場ではやや荒れた動きになったものの、後場に入ると落ち着いた動きとなり、終始マイナス圏での推移は続いたものの、値を戻す展開になり、他のアジア市場とは少し違う底堅さを演じて終了しました。
さて、本日は昨晩のNY市場の下落を受けて流石に22000円付近の攻防で終始するのかと思いきや、首相案件での上げでもあったのか(※冗談です)プラス引けこそなかったものの、「レ」の字のリバウンドを演じました。
このようにNYと東京の温度差が激しい場合、過去を振り返ってみると、NYが遅れて東京の後追い上昇をする場合も当然の事ながらあるわけですが、
その逆の場合、つまりNYの下落に(何故か異様に強い)東京が突然何かの支えでもなくなったかのように、急に落下し始めて、あれよあれよと言う間に大幅下落した事が何度もあることを忘れてはいけません。
数としては「NYが遅れて東京の後追い上昇をする場合」が多いわけですが、逆は数こそ少ないものの、一旦支えみたいなのが消えれば、NYがの後追い下落の分、激しい下落があることも当然意識しておきたい場面です。
一度ダウがこのような状態になると、再び上下に激しくボラのある相場展開を演じますので、今晩は当然昨晩の大幅下落のリバウンドを演じてくるのでしょう、
しかし、朝にも言いましたように、高金利と言う背景があるものですから、どうしても以前のように連騰で大幅高と言うのを演じにくくなっているのと、
決算はいいものの、出尽くしで下げる米国株が多いことから、どうも下向きの風が吹きつつあると判断して、先週から言ってた現物株を叩き売った資金で日経先物を追加売りして勝負に出ています。
正直、2525の相場観的には次のダウ200日線アタックの攻防で下抜けてしまうと考えています、
つまり、朝も言いましたように、アップルやゴールドマンの日足を追うような展開になると言うことです。
以前も言いましたが、NY市場を無視して東京が異様に強い場合、NY市場の下げの勢いに耐えられず、東京がついに折れて下落をする時のインパクトって、毎回面白いものが見れますからね、
今回もそうなるチャンスは状況的にありますから、今晩のNY市場はリバウンド機運が高いと思いますが、諦めずにショートポジションをホールドしたいと思います。