4月12日のNY市場は反発、シリア情勢への警戒感が和らいだことや好業績期待が株価を押し上げた形。
ダウは一時400ドル超上昇し、293.60ドル (+1.21%)で終了、
S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.83%高、1.01%高となり、主要3指数がそろって反発しています。
さて、トランプ大統領がシリア攻撃の時期について明言を避け、当初の48時間も経過したため、シリア空爆への警戒感が後退しました。
「48時間以内に重大な決断をする」と言っておいてからの昨日の下記の発言ですから、市場は上下に振り回されているものの、徐々にトランプ大統領の発言に鈍感になってきて、影響されて動いても短時間になってきてます。
昨日のトランプ大統領の発言
- 「シリア攻撃時期はごく近いかもしれないし、そうではないかもしれない」
- 「シリア攻撃の時期は、絶対に言わない」
- 「シリアに関してミーティングを開き、慎重に検討する」
- 「結論はすぐに出す」
「48時間以内に重大な決断をする」と言っておいてからの「シリア攻撃時期はごく近いかもしれないし、そうではないかもしれない」ですからね、彼なりの情報操作術なんでしょうが、これが影響してドテン買いできないものですから、困ったものです。
本日は2525がしつこく言ってる「今週末から来週はじめに訪れる相場の転換点」に差し掛かってきてますが、北朝鮮のミサイル相場と同様に、「一発」を許容してロングを入れないと上げが取らないと言う感じです。
予定通りどんどんショートからドテンポジションを組む為に整理をしていきたいのですが、やはりシリア情勢を見極めるには週末を跨ぎたいと言うことと、日経のチャートはなかなか良い形になっているものの、
NYダウは「揉み合いから抜けた」と言う形でもなく、昨晩なんかも24500ドルを越えては売られて、結局5回チャレンジして最後も抜けきらなかった相場展開から、
今晩の相場パターンを考えて見ると、どうも(暴落ではないものの)一旦下げるのではと考えています。
そんな思いもあって、何度も言いますように、相場の転換点に差し掛かってますので、ポジションをドテン買いへと調整していくと思いますが、本日アホみたいに上げる事がないのであれば、このままの状態で週末を跨ぎたいと思います。
週末何も無ければいよいよ、来週はドテンしていく事になります。