4月11日のNY株式相場は反落。
シリア情勢での米露の緊張の高まりや、FOMC議事要旨がややタカ派的だったことも重しとなった形。
ダウは一時257ドル安まで下落し218.55ドル安(-0.90%)で終了、S&P500とNASDAQは一時プラス圏に上昇したが、0.55%安、0.36%安で終了し、3指数そろっての反落となりました。
さて、昨晩はシリア情勢と言うか、どこまで本当なのか分からないアメリカとロシアのツイッター上での口喧嘩を見極めたいのか、NY市場はリバウンドしきれずに「への字型」のチャートを演じています。
個人的にはもう少しイカサマ気味に上げるのかと思っていたら、取引終盤に再び沈むあたり、よく分からない事になっているのもあって、チャート的にも今週どこかで下落しないと、このまま揉み合いになってしまいそうな形になってきました。
また、昨日の日経は終日ジリジリと安値を演じるような不穏な動きを見せたので、大引けでショートを入れたわけですが、シリア情勢がナンチャラと言ってるわりには21560円までしか掘らず、こちらも(今の所)揉み合いの形となってきています。
再三言ってますように、今週から来週にかけてガクッときたらドテンしたいと考え、その展開を待ってるわけですが、この状況だと材料もないのでガクッと来ずに、こちらもダラダラと上下の揉み合いを演じられそうです。
未だに「相場の転換点」は今週末から来週にかけてだと2525は考えていますが、ここで2525が一番気になる現象がまた一段階進んでどうしたものかと悩んでいます。
それは「イールドカーブのフラット化」ですね。
ここにきてと言うか、このタイミングで米国債の5年物と30年物、2年物と10年物で利回り差が2007年以降で最小となってきました。
これは既に再三述べられている事ですが、暴落や大調整の前に表れる現象。
例えば同様の状態になった2007年なんかは一連のリーマンショック開始の年でした。
しかも今現在、当時と違いアメリカは利上げ局面で政府・個人負債が戦後最大級と言うオマケ付き。
「相場の転換点」と思ってる時期に「イールドカーブのフラット化」が更に進むあたり、2525の相場観的に判断に迷う本当にいやらしい展開となってきてます。
先程も言いましたように、未だに「相場の転換点」は今週末から来週にかけてだと2525は考えていますが、特に急いでドテンをしないといけないような状態でもないし、
米国債の5年物と30年物、2年物と10年物で利回り差が2007年以降で最小になった事もあり、どうも相場の流れがよくないと判断して、今の所は何もせずにこのままポジションを維持してみたいと考えています。
大きな動きがあれば、その時考えるくらいのマッタリな感じで力を抜いた感じでちょうどいいかなと言う感じです。