3月5日のNY市場は上昇、関税合戦への懸念が後退し安心感が広がった形。
ダウは軟調にスタート、
一時150ドル安まで下落したが終盤に422ドル高まで上昇し、336.70ドル高で終了で5日ぶりの反発。
S&P500とナスダックはそれぞれ1.10%高、1.00%高とともに続伸。
3指数がそろって1%以上値上がりとなりました。
さて、昨日2525の相場観により、今週大きく動くのはMSQ前の「魔の水曜日」ではなく、本日火曜日であるとしていましたが、
やはり本日大きく動くだろうと思われるナイトセッションでの動きとなりました。
相場ですから勝負をして逆を突かれるのは仕方ないとして、
困ったのはこのリバウンドの形です。
このリバウンドの形というか、相場展開はアベノミクス初期及び、トランプラリー第二期によくあった夜中の問答無用上げと凄く似ており、
これらの特徴は為替と共に深夜にワープするか如くアゲアゲに徹し、
朝方にかけてヨコヨコの休憩時間を挟んで再び東京時間で無慈悲な上げを演じると言う売り方が鬱を発症しそうなアレです。
しかもコイツの特徴は一日で終わらない事ですね。
そもそも日柄的、相場のパターン的に大きく動くなら本日火曜日、
そして無慈悲上げのパターンも加わって一日で終わらないモードに入ってる可能性が高いとするなら、
寄り付きからの展開にもよりますが、既存のショートの精算に追われるかもしれません。
昨日も言いましたように、アムロ・ソシエテと言った「想定以上に売って、想定以上に買い戻す」ようなところが大活躍してますから、
その事象に理屈を求めてもどうしようもありませんからね。
ただ、寄り付きからの上げ方次第でまたポキッと折れるような落下を見せる可能性も残しており、
かつ、まだ2月SQ値21190円からまだそんなに離れてないことを考えると、
昨日言ってましたように、「2月SQより3月SQの方が高い」とか言うアノマリーを崩す意味でも、
相場展開的にはかなりマズイ形にはなってしまいましたが、完全に絶望と言う事でもないので、
じっくりザラ場の形を見ながら既存のポジションをどうするか考えていきます。