2月27日のNY市場は大幅反落、
パウエルFRB議長の議会証言を受けて年4回の利上げが意識されたことで、幅広い銘柄が売りに押された形。
米10年債利回りは前日比0.042%上昇し、再び2.9%台に乗せ、VIX指数も前日比2.79高の18.59に上昇。
ダウ平均は朝方に91ドル高まで上昇したが、終盤に301ドル安まで下落して結局299.24ドル安(-1.16%)で終了。
S&P500も1.27%安、ナスダックは1.23%安と3日ぶりの反落となっています。
さて、昨晩のNY市場はやはりと言うか、
昨日のブログ記事「何故かパウエルFRB議長に関しては鼻息の荒いヘッジファンドの熊達」で言ってたように、
パウエル議長のイベントにあわせて下げを演出してきました。
しかし、下げたとは言っても2525の想定してた一番良い売り転換のパターンである、「急上昇からの急落」でもなく、
-300ドルではあるものの、-1%くらいですから、まぁここまで急騰してきた事への調整と言えば調整の範囲内です。
ですから、ちょっと売り方的には昨晩の展開は一見良さそうに見えてマズイかなと言う感じもします。
日経はテクニカル的には25日線に跳ね返されての下落となっていますが、
今のところ、円高基調に歯止めがかかっていますので、これもあまり期待できない状態。
※しかし2525はドル円は100円を目指してると考えている考えに変化はありません。
しかし、昨晩パウエル議長が米国経済に対する楽観的な見通しやインフレ目標達成への自信が示され、さらなる漸進的利上げが望ましいと示唆した事で、
個人を舐め腐ったヘッジファンド達は「それではこれはどうかな」とニヤニヤしながら金利3%突破数日以内に仕掛けてくるでしょうから、
その時、NY市場は一時的にでも無事ではいられないと普通に思うんですよね、前回の暴落で相場を動かしてる変態AIが米金利を気にしてる事が分かりましたし。
と言うことで、本日の東京時間は状況的に(明日売り方が撃つになる月初高も控えてますし)あまり期待はしてませんが、
今晩以降の金利3%の睨み合いは激化すると考え、本日はこのままショートを放置してみます。