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日経はどちらにバイアスがかかっているか見極める事が大事

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昨晩の日経先物の夜間取引は日中「日経ジャッジメントタイム」で高値を超えた事から、高確率で反落が予想されていましたが、

欧州やNYが反落しても当初はなかなかマイナスで推移する事さえ許さない底堅さでした。

日経ジャッジメントタイムとは

日中ドレッシング買いらしきものが見受けられ、下駄を履いているように見えたにも関わらずです。

このように下落してもいいのに下落しない時と言うのは「先物を支えているなんらかの勢力」によって価格を高く維持され、常に上昇方向にバイアスがかかっている為、都合のいいようにしか反応しなくなっています。

例えばドル円の上昇だけに反応して、ドル円の下落の時には全く無視して動かなくなるあの現象です。

少し前は日経もドル円も動きが今と逆でしたよね、「先物やドル円を売っているなんらかの勢力」が常にバイアスを下にかけて、下方向へ都合のいい時にしか反応しない地獄モード。

また先日まではジャクソンホールでのイエレン議長の講演を見極めるが為に上にも下にもバイアスがかからずに全く動かない「地蔵モード」も記憶に新しいところ。

このように日経はSQだったり、重大イベント前の思惑から、資金のある勢力のご都合で上下に強くバイアスがかかっている時がありますので、

日中取引や夜間取引の動きを見て「どちらにバイアスがかかっているか」(市場参加者はこれをよく「インチキ」と呼んでますが)これを見極めて、なるべくその方向へBETする事が大事だと思います。

※バイアスのかかってる方へBETする方が伸びやすいし、イライラしませんからね。

ちなみに昨日は明らかに上方向にバイアスがかかっており、ナイトセッションももっと下落していいのにそれほど落ちませんでした。

月も変わり、今日からどうなるか分かりませんが、日程的にまだ上方向へのバイアスは終わらないと思いますので、

手持ちのロングポジションは右往左往せずに「マッタリロング」としてホールドしておきます。


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