11月20日の日経平均は3日ぶりに反落、
円高が効いてる感じで、前場には一時プラス圏に浮上する場面もあったが、上値は重いまま。
後場は日銀が来たのか、低位で安定し、売り方が期待してた「日銀が来たけどジリ下がりの展開」にはなりませんでした。
さて、本日の日経はやはりそう簡単に円高の流れが変わらない影響なのか、上値の重い展開が続いています。
ここまでの急騰相場で考えると、現在のような相場展開は「小休憩」となるわけですが、
ただNY市場に目先新しい、そして明確な上げ材料が何もないものですから、
感謝祭を控えたり、クリスマス休暇を控えたり、年末を控えてる今から買い上がるってイメージが全く湧きません。
ここまで急騰してないならそう言ったラリーも考える事が出来ますが、
ここまで散々売り方の死骸を積み上げて上げてきた事を考えても、ここから更なる上昇を年末まで繰り広げる根拠もパワーもないと思います。
どちらかと言うと、利益確定の明確な理由待ちとなっていると思いますので、
ドイツの連立の件でもそうですが、大外からの理由で調製を開始して、
次にアメリカ自身の理由、例えば「上院での税制改革議論」で本格的な波乱があるのではないかと考えています。
徐々に利益確定の雰囲気は強まっていると思いますので、あとは何故か謀ったように現れる悪材料待ちですね。
そのリズムは徐々に近づいていると考えます。
また毎日しつこいですが、ドル円は年内107円到達、ここも意識して起きたい所です。