11月14日のNY市場は反落、
再び「税制改革」の遅れへの懸念が重しとなったほか、アジア市場や欧州市場が下落した流れを受けて軟調にスタート、
また、中国の経済指標悪化を受けて商品相場が下落して、資源・エネルギー株が売られ、長短金利差縮小が嫌気され金融株も軟調。
ダウ平均は朝方に168ドル安まで下落しましたが、その後はまた例の謎のリバウンドが発生し、下落幅を縮小、30.23ドル安(-0.13%)で終了しています。
さて、毎日毎日荒っぽい展開が続きますね。
昨日もNY市場はやや大きめの下落からのリバウンドを演じてくれましたが、何だか様子がおかしい事にお気づきでしょうか?
NY市場は今週末にSQを控えてるからではなく、下げてからリバウンドはしましたが、
明らかに今までの戻りの形とは少し違うと言いますか、これまでと違って戻りに一生懸命でした。
ここまで何度も起きてきたNY市場のリバウンドは「もしかして、このまま下げるとか思った?」とニヤニヤしたの雰囲気で余裕の戻りを見せてましたが、
昨晩は戻るには戻りましたが、どうも今までと様子が違って「一生懸命」に戻してる様子が伺えました。
2525がこのように感じる時は支えてたものがそろそろ支えきれなくなってきた時に毎回感じるもので、
過去を振り返ると結果的に、堤防が決壊したような下げを見せる時が多いものです。
相場には上げるにしても下げるにしても「リズム」と言うものがあり、2525はそれを大事にしてるのですが、
どうもアゲアゲからの調整で再び「上げのリズム」に戻りきれなくて、時間切れで再び落下しそうな空気を2525は強く感じます。
そんな事から、ここは様子見も結構ですが、攻めるべきポイントではないかと考えます。
どうも様子がおかしい、これはここから素直にリバウンドして23000円に戻る形ではないと断言したいと思います。