NY市場は続伸で経済指標が大方良好だったほか、
予算案の下院通過により税制改革の実現期待が高まり、4日連続で主要3指数が揃って史上最高値を更新し、VIX指数は過去最低の9.19に低下してます。
さて、NY市場はまたまた100ドル超の上げを演じて買い安心感が出てきました。
思い出せばグリーンスパン前FRB議長やイエレンFRB議長がNY市場の天井圏を警告してから3ヶ月経過してます。
一般的に言って学者等の知識層は実際の相場展開よりとても早い事が多いので、今回の相場もそのような感じなんでしょう。
しかし、グリーンスパン前FRB議長やイエレンFRB議長の警告とも取れる発言を丸無視して上げ続けるNY市場は物凄く意外なのですが、
これも相場、こんな事もあるんだと言うことで2525の相場観の一部として学習しておきます。
ただ、昨日予算案の下院通過が安心材料として扱われていますが、注目なのは上院ですから、
下院の通過でこれだけ反応して上げて後々大丈夫なのだろうかと言う思いもあります。
まぁこれが「NY市場お馴染みの良いところ取りモード」なので、予算案の下院通過であっても材料視されるのでしょう。
またもう一つ注目したいのはNYダウの出来高が日々減少してる事ですね、状況は7月の10連勝の時と同じです。
先日から2525は言ってますが、NYダウは23000ドルくらいで調整が大きく入ると思いますので、
もう一発総踏みのような動きがあってから目先の天井を形成する展開を想定しています。
2525の相場観的には本日再び雇用統計を燃料に3桁上げを演じればスーパーリーチとなると考えます。
また一方、北朝鮮動向ですが、誰もが考えるようにこの三連休は一番の危険日の集中日となりますが、
またその逆で何もない可能性も当然あることから、
火曜日の朝は日経20000~20900まで幅広く可能性があり、
売り買いどちらにも持ち越しのリスクはかなり高めの週末となりますから、
持ち越しの際は各自の資産状況に応じて慎重にお願いしたい所です。
しかし本日の雇用統計、予想がいつにも増してバラバラですね。
結果次第ですが、まさかのマイナスなら「真ジャスティス」でしょうが、可能性は少ないのでそんな事は期待していません。
また、そう言えば経済雑誌「エコノミスト」の表紙が例の「牛」、「ブル」になってました、
エコノミストの表紙にブルが載ると天井と言われてますから、重要ではありませんが、覚えておくべき事象だと思います。