昨晩のNY市場はは良好な経済指標などを好感、
ダウ平均が152ドル高と大幅上昇となりました。
本日は日経先物の状況から20500円近辺からのスタートとなります。
節目到達で到達感から押すのか、それともすんなりと通過してしまうのかが東京市場の焦点になるわけですが、
2525の相場観的にはやはり大台の節目乗せの達成感と言うのは相当強いと思いますから、
流石に本日一日でここから更に一段高と言うのは厳しいと思います。
かと言って達成感から暴落するかと言えばそんな事もないので、大台に乗せた後は常識的な動きに終止すると考えます。
さて、そんな東京市場の動きは置いといて、やはり大事なのはNYの動き市場の動向なのですが、
やはり皆さんもそう思うと思いますが、NYダウは危険な上昇を再び演じ、ブル・ベア指数も91%まで上昇してます。
引き続き3桁の上昇を演じるのであれば、2525が以前から言ってるNYダウ市場の大調整の始まりであると考えられる現象、
つまり「上昇から突然ポキッと折れて急降下するような展開」が今週のどこかで起こっても不思議ではありません。
上げてるのはいいのですが、2525には何か下落のタイミング、キッカケを待っているように感じます。
現在どこまでNYダウが上がるのかは、勢いの問題なので想像してもあまり意味はないと思いますが、
恐らく23000ドル付近まで急速な上昇は想定してるイメージ、その時の日経平均を考えると20750円付近でしょうか、これが2525の考えていた「上げてもここまで」と事前に考えていた最終ラインとなります。
また13年ぶりのISMの好結果から12月の利上げはほぼ織り込まれてしまいましたので、ドル円は今後好指標で上にあまり反応せず、サプライズ的な悪指標で下落が待っている状態になると考えられ、
ドル円の大幅な下落を演じる事が出来る土壌を作成してしまった事も忘れてはいけません。
ドル円が上昇に関して凄くいいところを大方織り込んでしまったと言うことが後の大調整に繋がる土台になりますから。
と言うことで、本日の東京市場での落下は全く期待しておりません。
やはりNYの市場自身の問題、キッカケでないとNY市場は本当の調整をしないと思いますので、
ヒリヒリと感じる事の出来るNYの市場のチキンレースの最終コーナーがどんな展開になるのか、ショートポジションのまま見守りたいと思います。