本日の日経は週末に懸念すべき北朝鮮有事が何も起こらなかった事から仕掛け的な巻き戻しが起こるかと思いきや、
意外にも地蔵相場となり終始ヨコヨコの展開となりました。
さて、本日は週末に何も北朝鮮動向に変化がなかった事で朝から再び売り方総撤退となるような寄り付きから「無慈悲な上げ」が起こるかと思いきや、ダラダラと推移しました。
Twitterでも言いましたが、本日皆さんも「寄り付きからの(ヘッジ売りの)巻き戻し」が起こると考えていたと思います。
ここ最近の週明けはほぼ同じパターンで窓開け上昇を為替と共に演じてきましたので。
しかし、本日は非常に大人しく、結局地蔵でヨコヨコで「出来る時にしなかった、出来なかった」と言うのは、それなりに大きな理由があると考えます。
週末北朝鮮がミサイルを発射しなかったものの、格納庫からミサイル(恐らくICBM)を複数搬出したままと言う事が影響してるのかと思いましたが、
どうもそれではなく、なぜ本日東京時間で上げきれなかったのか結構違和感を感じています。
結局相場がどうなるのかは再びNY市場の動向になってきたのですが、やはりどう考えても手放しでNYの市場がこのまま更に上昇していくと言うのは考えにくいと言うか、考えにくいの限界点を超えてると思います。
朝にも言いましたが、今の状況や雰囲気は、2000年のITバブル時に加熱感から危ないと言われ、一旦はそれなりに調整で下げて、そこからまさかの高値をつけ、
その後から大暴落と言う流れに酷似ではないのですが、似ています。
ITバブルの時もそうだったのですが、悪い経済誌指標が出ても気にしないで上げるモードの時はなかなかとの天井を捉える事が出来ません。
また、そう言った理由で天井をなかなか捉えることが出来ないので、ここ最近2525の「暴落と言い続けてればいつかは当たる」スタイルにご批判を多く頂いたりもしますが、
皆が選挙ラリーだとか、ラストアベノミクスだとか言って嬉々としてる中、一人くらい2525のようなスタイルで言い続けててもいいくらいの一晩での強烈な下落は潜んでいると強く感じます。
まさにノアの方舟トレードです。
ですから、売り方にとって限りなく状況は悪化してますが、事前に決めていた徹底ラインや状況になるまでは諦めずに本日も売り継続していきたいと思います。