本日の日経は前日のNY市場の軟調具合も何のその、
ヨコヨコながらも堅調に推移してます。
昨晩から急にドル円が強くなり、一時112円を付けたりと強いこともあって日経も強いわけですが、
ドル円に関しては今晩のイエレン議長の講演前によくあるポジション整理の範囲内だと思いますので、あまり気にしてません、
講演通過で全モとかよくありますし。
やはり気にすべきはNYダウの展開や形であり、単純に経済指標が段々と頭打ちを示している中、
いつ景気後退を折り込み始めて下がりだすやら分からない状況です。
以下のチャートはNYダウの日足チャートですが、皆さんどう思われますか?
この形、普通に調整を開始してもおかしくない形です。
今までこの形でも何のそので突然ゾンビになって、無慈悲に踏み上げてきたNY市場でありますが、
流石にここから上を無条件に踏み踏みできるほど何か材料があるわけでもないし、
もう理由のないゾンビ上げは十分した位置だと思いますし、
深く考えないでもそろそろNYも調整がやってくると考えるのが普通です。
円安で日経がいくら頑張っても一旦NY市場がリスクオフになれば、
ヘッジファンドのポートフェリオ内の日本株なんぞゴミのように売られるだけですので、
NY市場との売られるタイミングがややズレるかも知れませんが、
過去ほとんどそうであったように、NYが陥落したら日経も陥落しますし、
相場がそういう雰囲気になれば不思議と悪材料や地政学リスクが次から次へと沸いてきますから、
NY市場をここから上に買い上がる明確な理由が見当たらない以上、
天井狙いは苦しいトレードですが、ブレずに天井狙いを継続していきたいと思います。
今日は今晩のイエレン議長の講演通過を待つだけの相場ですから深く考えずに成り行きを見守りましょう。