昨晩のNY市場は見事なヨコヨコ地蔵相場で終わっています。
さて、明後日8日に控えるイベントが、コミー前FBI長官の証言、英国総選挙、ECB理事会と、リスク要因満載のメガ盛りでやってきます。
普通に考えれば8日にこれだけのリスク要因が控えてるので、
前日の7日、つまり明日は一旦調整売りが出ると言うことになります。
一般常識的に考えれば、です。
そしてMSQが9日ですから、既存のロングポジションをどうするか?と悩む所ですが、
今回のリスク要因は当たり前の事ですが、事前に日程が決まっていた事柄ですので、
それをキッカケに大きな下落が起きるとは私は考えられません。
ダウが大きく下落するには今回のリスク要因はどれもイマイチ決定打に欠けると2525は思います。
やはり今のNYダウがトレンドを変えるような下落を始めるには、何か決定的な経済指標が連発しだしてからでないと、と言う思いはあります。
例えば今回の雇用統計でもそうですが、失業率が依然として低水準なのに、平均時給が上がらなくなってきているのを見て、これ以上インフレとか起こるのは無理だと市場が思っており、米10年債金利が上がらない、そしてドル安が何かをキッカケに一気に進むと思います。
また、経済指標も季節性ではなく、何やら米国景気がピークアウトしてる最中な気がしてなりません。
ピークアウトの前だからそこ、グーグルやAmazonと言った情報産業株がプチバブルのような盛り上がりを見せていると思います。
だけど、それが今週起こるのかと言えばそれはNOであると私は考えます。
また、2525の個人的トレードとしてはここまで6月限は色々とドラマがありながらも、途中で心折れずに引っ張ってきましたので、
少なくともMSQまでは昨日言いましたように「現水準をショートしている向きを踏み上げてから落下するイメージ」これを念頭に置いて、SQ精算まで引っ張ってみたいと思います。