10月26日のNY市場は続伸。
ダウは100ドル超上昇してスタート、一時461ドル高まで上昇して241.12ドル高(+0.97%)と2日続伸して終了。
S&P500も1.09%高と続伸、NASDAQは一時3%近く上昇し、2.01%高で終了してます。
主要3指数ともに2日続伸だったものの、10月月間ではダウは5.07%安、S&P500が6.94%安、NASDAQは9.20%安とそろって大幅安を記録したことになります。
さて、本日の日経は軟調でしょうか。
昨晩NY市場ではダウが241ドル高と大きく上昇してはいるものの、一時400ドルを超える上昇となっていたのが終盤にかけて失速している事がやはり気になります。
やはり、本日日本時間21時に発表されるAppleの決算が急に気になるモードに入ったようです。
日銀金融決定会合のイベントも終わり、ドル円も円安が一服しており、現在112円90銭近辺と113円を割り込んでいまます。
上記のチャートより、やはり気になるのが、ダウ200日線の攻防なわけですが、超えるかと思われた昨日ですら結局押し戻されて上髭になっています。
NASDAQに至っては200日線すらまだ遠い状態。
ここ2日間ほど、日米共に何やら公的的な力(年金等)が大きく働いたと思われる状況ですが、
どうもその反動が昨晩の日経ナイトセッションから出てる感じです。
毎度のことなのですが、上値にしても下値にしても、そこが限界と言う時の動きと言うのは結構雑で、昨晩も900円から上の動きがかなり雑でありました。
また、偶然なのか否なのか、日経はいつも言ってる例のチャネルライン上限で綺麗に跳ね返された形となりました。
思い起こせば、先日早朝にナイトで急落して20800円から21000円に戻り、そこから年金のリバランスと言う名目で、「おまる」の買いが強く継続してここまで来ましたので、
材料と言う材料もなく、チャネルライン上限まできたので、こういったラインを意識してるAIが動いてる以上、Appleの決算を前にここまでか、と言う感じですね。
かと言って本日一気に下値を攻める感じではないのですが、流石にこの2日間のような強い買いは、いくら月初の買いとは言え、起こらずに大幅高の反動がくると考えててよいと思います。
本当に日経が単独で戻り基調なら今晩のAppleに関係なく本日もアゲアゲを演じるはずですが、
昨晩の上値追いの雑さを見てる限りでは、それはなく、下手したらまたApple決算前のヘッジ市場と今日一日化すかも知れません。
一度そうなったら、また馬鹿みたいに下げを試す展開を演じると思いますので、
本日は東京市場がNY市場開始前のヘッジ市場と化さないか、この1点だけに注目してます。