9月12日のNY市場は高安まちまち。
ダウは米中貿易戦争激化の回避期待を背景に一時174ドル高まで上昇しましたが、3Mが大きく下落したことで一時マイナス圏まで下落、結局27.86ドル高 (+0.11%)で終了し、小幅に2日続伸。
S&P500も0.04%高とわずかながら3日続伸した一方、NASDAQは0.23%安と3日ぶりの反落となりました。
さて、MSQまで残り営業日は1日間となりました。
昨晩はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、米国は中国に対して新たな通商交渉を提案していると伝えた事で一時急速に値を伸ばしました。
米中間の経済協議を軌道に戻すことが目的で、ムニューシン米財務長官を中心に働きかけを行っていると言うことでしたが、政府筋がWSJの報道を否定したので、落ち着きましたが、
昨日の日経225先物上昇は、今週は2000億ドル関税発令しないと知る外資のインサイダーだったようです。
昨晩は一応、政府筋は否定はしたものの、恐らく間違いないと思われますし、このタイミングでアメリカ側から材料を出してきたと言うのは、
昨日深夜、以下のようにツイートした通り、株価をかなり意識しての事だと考えています。
何度も言いますが、NYダウは史上最高値更新まで大きな下落はないと思います。トランプ政権は明らかにタイミングを考えながら材料出してきてますし、もうショート無理。バカになってロングホールドが2525流。
— Manager2525 (@newjk225) 2018年9月12日
また、中間選挙前に相場は下落すると言うアノマリーがあるようですが、今回はそのアノマリーが通用しないような気がしてなりません。
ただ、2525の中では皆さんと同じように、「本当に落ちんのかよワロタ」と言う思いは当然あります。
しかし、アメリカが露骨に株が落ちないようにしてますので、このダウのヨコヨコも時間軸を使っての調整をしてるだけだと考えられますから、
ちょっと売り向かってもいいことが起きないと考えて、今のところ、封印した方がいいのではと考えます。
と言うことで、ここ2日ほどブログを更新しておりませんでしたが、日経のチャートを確認してみましょう。
どうでしょうか、一時は下抜けを心配されたものの、結局22340円付近の抵抗帯を下抜けできずにジリジリと戻り始め、
そして途中からいつものように《謎の買い圧力》が沸いて急速に値を戻す展開を演じました。
また、チャートを見て頂くと分かるように、やっぱりトレンドラインが生きてるようで、下げてもトレンドラインがサポートになっています。
日経はこうなるとなかなか下げないもので、まぁいつものようにMSQまでは何故か強いままだと思いますから、
取り敢えずはMSQ通過までは買い方有利の状況が続くのではないでしょうか?
個人的には3連休前に買いの利益確定と言うよりも、昨日アメリカがポジティブ材料をちらつかせた事により、売り方の諦めの買い戻しの方が強いのではないかと考えています。
個人的なポジションは(いつものように)このままMSQ通過させる予定ですので、マッタリと相場を見つつ、
来週の相場はどうなるのかをじっと考えていきたいと思います。