7月19日の日経平均は5日ぶりに反落。
寄り付きから大台の23000円は近かったものの、上値が重く、前場はプラス圏を維持しながらも膠着感の強い展開が続きました。
しかし、後場に入ると化粧品株の一角が急落したことから警戒ムードが強まり、指数も下げに転じたものの、
そこから大きく崩されることもなく、再び強い買いで上昇する場面もありましたが、戻りは鈍く終盤にかけては売り直されて終了となりました。
さて、本日の日経平均は後場に下げに転じて連勝は4でストップしました。
後場、化粧品株等の急落が全体の下げを誘引したような展開になっており、ここまで値上がりしていた銘柄に関しては、来週以降本格化する決算発表の前に、利益確定売りに押されはじめた可能性が高いようです。
ただ、何度も言いますように、『23000円を超えたかったのに超えきれずに反落した』と言った日経の動きでは全くありませんでしたので、
本日の展開に関しては、まだまだ日経は急速に上げた分の調整をしているだけの範囲でしょうか。
また連日話題のクレディスイスの買いですが、本日はラージで約400枚買い越しとなっておりますので、連日のしつこい買いが一旦なのかどうか分かりませんが、治まったようです。
これまでのこう言ったクレディスイス(経由)の買いと相場上昇が重なった時と言うのは、やはりクレディスイスが先物手口を見たときに、
売り越し上位くらいになるような状態にならないと相場は本格的に下がらなかった事が多かったので、
本日クレディスイスの先物買いの勢いが止まったのは、まぁよしと言った所でしょうか。
彼らの買いが止まったと言うことは決算がどうのと言う前に、今晩以降、NY市場が急に軟調になる前兆だったりすることもありますから、
彼らの先物の買いの手が急に止まったことと、今晩のNY市場の動向がリンクするのか、注目されるところです。
一番売り方的によい展開は、今晩NY市場が(何故か)軟調になって、明日日中の先物手口売り上位にクレディスイスが出てくる事でしょうか。
そうなって初めてこのふざけた急騰の巻き戻しがスタートと言った感じでしょうから。